石塚優太(獣医師)
獣医師の資格を保有しながら現在は現場を離れ金融の業界で活躍中。
動物病院を設立することを目標に現場からビジネスの世界へ。
Contents
ー 獣医師になろうと思ったきっかけは?
経緯は2つあります。
1つ目は、シンプルに僕は小学生の頃から動物が大好きでした。
2つ目は、親の影響が大きかったですね。、、と言っても親が医療関係だったと言う訳ではありません。
親から「動物が好きなんだったら、あなたは獣医師になりなさい。」って言う一言でした。

その中でも、「だったら獣医になりなさい。」という親の言葉が一番大きかったですね。
ー 動物本当に大好きなんです!
動物が好きで好きで仕方ないんです。
本当に好きで、実家で本当に多くの動物を買ってしまうくらい。
一時は自分の家が動物園にでもなるんじゃないかってくらいでした。笑

14年間犬を飼ってましたし、インコやハリネズミやハムスターを35匹飼ってたりなど、、本当に多くの生き物達と暮らしてきましたね。(笑)
あと、ザリガニも飼ってて、動物というか生き物全般がとても大好きで!
ー 獣医師の現場はどうでしたか?

単刀直入に言うと、現場はメンタル的にも辛かったです。
最初に教えてもらう先生とうまく関係が築くことができなくてかなり悩みました。
挨拶しても無視されることが日常だったり
わからないことを聞いても教えてくれなかったり
本当に厳しい状況で。
そして結構大きい企業病院であったこともあり
周りの同期も沢山いる中で置いてかれている自分にとても焦っていました。
なので、近所のお世話になっている動物病院に休みの日に行って
無償で勉強させてもらったりしていましたね。笑
ー 最初に企業の動物病院に行こうと思った理由

大学の研究所で出会った40代の院生の方との出会いが大きなきっかけでした。
この人はペットフードの企業で
自分の事業として行っている方で、稼がれていることはもちろん、
自分の時間を自由に過ごされていました。
仕事もプライベートも自由にアクティブに動かれている姿を見て、
「この人の様になりたい!」と思いました。
元々、動物病院を自分で設立したい夢はあったので、
そこから獣医師のスキルだけでなく、
経営についてもしっかり学びたいというマインドになりました。

そこで大きな企業の動物病院に入り、スキルと経営という両軸を手に入れたいと思ったのが理由です。
ー なぜ金融の道へ?
実際に動物病院に入社して
院長先生などの給料も見た時に少ない給料でした。

僕の中で稼ぎたい、実業家になりたいという思いが強くあったため獣医師を辞めて個人事業主になりました。
最初は営業代行など多くのビジネスを始めた時に収入は増えました。
しかし、冷静に考えお茶代などの経費を入れると
資産は減ってしまっている。ということに気付きました。
その気付きから金融について学ぶことが重要だと思い勉強しました。

病院の経営をしていく上でも必要な知識でもありますし、今はお金のかかりつけ医を目指しています。
ー 獣医師の資格と金融知識を活かした道
人間の保険は本当に様々あり、サービスもかなり整っていますが、
ペットの保険はあまり発達していないんです。
人間であれば3割負担で医療を受けれますが、
動物への医療提供は非常に高いのが現状。
自分のペットもそうですが、
もっと延命が出来るような治療もしてあげたかったが家庭の状況的にも出来なかった。
そんな悔しい思いがあり、この考えている道をどうにか実現させたいと考えています。

動物の命も救いたいし、オーナー様の負担を減らすためにもペット保険は充実させたい想いはあります。
ー hospassを通してやりたいこと
獣医師資格を持っている人は、
獣医師という働き方が当たり前になっています。
多くの獣医師たちがそれぞれ違う視点を持ち、
それぞれ違うアプローチを動物やオーナー様に寄り添っていける。
その様な環境ができれば、動物業界も変えていけるかなと思っています。

獣医師の新しい働き方を構築し、オーナー様も動物たちも豊かになれる様な世の中にしていきたいです。
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