滝本 大輔（たきもと だいすけ）
大学在学中より後輩や同級生の勉強をサポートを実施。
薬剤師免許を取得後、2020年に心理カウンセラーの資格を取得し、
2021年より学生に勉強・メンタルサポートを本格的に開始。
これまで対談した学生は130人以上となる。
こんにちは、hospass運営局です！医療系情報メディア【hospass media】では「病院はパスする時代」というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍している医療職の方々を取材記事を発信させていただいております！
薬剤師の資格を持ちつつ、学生に勉強・メンタルサポートを行っている滝本大輔さんを取材させて頂きました！
- 活動内容を教えてください！
- 現在の活動を始めようと思ったきっかけはなんですか？
- 今後の目標を教えてください！
医療職に就こうと思ったきっかけはなんですか？
小学生で観た映画がきっかけです。
小学生の時に友人に誘われて、戦時中に修道士さんが地域の方々のお手伝いをする映画を見て、人の役に立つ仕事っていいなと思ったのがきっかけですね。当時は小学生で『人助け』というとお医者さんがまず頭に浮かんできて、医者を想像しながら医療職を目指し始めました。
医療職以外でいうと電車の運転手って一時期言っていた時期もありますが（笑）基本的には一貫して、医療職を目指し勉強をしてましたね。
薬学部に進学しようと思ったきっかけはなんですか？
絶対に薬剤師になるぞ！って決めてたわけではないんですよね。
高校生までは医療職であればなんでもいいと思っていました。医学部は学力的になかなか厳しいこともあって、受験したのは薬学科と臨床検査科、あとは看護師も視野に入れていました。薬学科と臨床検査科一校ずつ受かって「どっちがいいかな、どっちが面白いかな」と考えたときに、なんか薬って面白そうだなと思い、薬学部に進学しました。
あとは「将来的にも安定してそうだな」と思ったのもありますね！国家資格なので、どっちも安定はしていますが（笑）医療職の親族も近くにいなかったので、漠然としたところからスタートしてますね。
現在の活動内容を教えてください！
学生さんの定期試験や、国家試験などの勉強サポート、メンタルサポートを行っています！
勉強だけでなく心理カウンセラーの資格を活かして、カウンセリング、コーチング的なものを意識しながら行っています。
勉強が面白くて。人は与えられると「それだけやってれば何とかなる」と思って、ラクしたがるんですよね。でも勉強は自分でやろうとしないと絶対に伸びないので、いかに『頑張らせるか』がポイントになってきます。単純に勉強を教えるだけじゃなくて、その人の性格や環境を理解しないとやっていけないので、個別というところが大事になってきます。
どうしても教えるという観点では、自分が上に立っているので、学生が目標としている場所や想いに一緒に進んでいくのが一番大事だと思っています。自分の知識がすべて使えるというわけではないので、少しずつ支えながら彼らの持っているものを伸ばしていかないといけないと思い、サポートしています。
現在の活動を始めようと思ったきっかけはなんですか？
学生のころから友達に質問されることが多くて、気づいたらずっと勉強を教えていました（笑）
大学1年生の後期あたりから少しずつ、人に勉強を教えていました。始めは「教える」ことに関して、全然できていなかったので、授業の再生をしていたって感じですね。「先生はこう言ってたよ！」と同級生にただただ伝えていた感じです。
講義での勉強がわからないから聞いてくれているのに、先生の言葉を同じように伝えてもわからないですよね、なので最初は教え方があんまりよくなかったと思います。学年が上がっても後輩へ教えたり、同級生には過去問を作成したりして、結局6年間勉強を教えていましたね。
幼少期にあまり人とコミュニケーション取れていなくて、コミュニケーションにコンプレックスもあったので、人付き合いの練習にもなりました。
勉強を教えていく中で、ある方に「啓育立国」という書籍を紹介していただきました。「啓育」とは、教育とは一線を画す言葉で、その人が自分自身で学ぶ力を伸ばしていくことを支えていく、相手の才能を開いていくという概念があることを知りました。
この本を読んだときに、「これだ！」と思いましたね。最近よく使われる言葉ではカウンセリング、コーチング、これらを合わせたのが「啓育」なのかなと理解しています。学生と対談していく中で、これも啓育の1つかなと思いました。
今後の目標を教えてください！
薬学教育を個別指導で変えていきたいです！
一人では介入しきれなくなるので、今後同じ想いを持った人がいれば、一緒に活動してほしいと思っています。メンタルが大事になる仕事をやっていると必ず「相性」がでてきます。「この人には話しやすいけど、この人には話しにくい」というのがどうしても性格上あるので、そこが問題ですね。今後はチームを組んで、適材適所で個人に合わせたメンタルサポートが出来たらいいなと思います。
将来的には個人塾みたいになるのが理想で、目指すのは完全個別指導です。
あとは個別でアプローチをしていくことで、薬学教育、薬学業界に「啓育」を通して、貢献したり、薬学教育といえば滝本さんって言われるように、口コミで言われるようになるのがささやかな夢ですね。
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