野村 健(のむら たけし)
中学生時代の部活経験から作業療法士資格を取得。
病院勤務時代に、治療医学の非効率性に疑問を抱き、
「予防医学」の重要性を感じたことから、自身の整体院を開業。
今後、育毛・発毛・美髪事業の展開も企画中。
こんにちは、hospass運営局です！医療系情報メディア【hospass】では病院はパスする時代というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍している医療職の取材記事を発信しております！どうぞご覧ください！
作業療法士の資格を持ちつつ、現在は整体院を運営しつつ、オンライン健康相談や、医師と連携した育毛・発毛・美髪事業など、幅広く活動されている野村健さんを取材させて頂きました！
- 作業療法士になってからのストーリー
- 現在の事業を始めたきっかけ
- hospassを通して伝えたいこと
作業療法士になろうとしたきっかけはなんでしょうか？
部活動での経験や、自身のコンプレックスがきっかけでした！
中学生時代、陸上競技部に入っていて。運動生理学やスポーツテーピングを学んで実践したことで、身体のコンディショニングが変わったことに感銘を受けたんです！人の身体に関わる仕事がしたいと思い、医療職を目指し始めました。
もともと人間の身体について興味を持っていたんです。小学生の頃、肥満児検診で呼び出されてショックを受け、ダイエットを始めた経験があります。中学生時代には低身長に悩んでいて、身長を伸ばすためのプログラムを購入したことも。その頃から身体の悩みに対して、生活習慣にアプローチするということを学び、取り組んでいました。
作業療法士になられてからのストーリーは？
色々な職を経験し、体質改善や予防医学の大切さを学びました。
新卒でデイサービスと訪問看護ステーションを持っている事業所に就職しました。地域の作業療法士協会の中で有名な先生がいたんです。教育に力を入れている熱心な方だったので、「その先生から学びたい」と思い、就職先を決めました。
しかしその厳しさが辛く不甲斐なさを感じ、1ヶ月で退職してしまったんです。その後、学習塾の個別指導とファストフードのアルバイトをダブルワークをしていました。
次の就職先として整形外科靴、いわゆる「健康靴の専門店」に就職しました。陸上部だったこともあり、もともと靴に興味があったんです。
集客をして、来てくれたお客さんに気に入ってもらい、リピーターになってもらう。医療現場では見られなかったビジネスの一連の流れを間近で見られたのは、とても良い経験でした。
その後は作業療法士として医療現場に戻りました。
色々な仕事に触れる中で、また臨床現場に戻りたいと思い、地域の一般病棟に就職しました。その職場には10年間勤務しましたが、なにか物足りなさを感じたり、病気になったら薬を使って治していく「治療医学」に疑問を抱いたりしていました。
現在行っている事業について、教えてください！
整体院を開業し、「自分の体調を自分で整える」ことを伝えています！
病院での治療医学に疑問を感じ、「体質から改善していく」ことを目標として整体院を開業しました。治療技術講習会で学んだ技術を活かし、自分の力で治していきたいなと。開業して3年が経ちます。
現在は、デスクワーカー向けの慢性腰痛専門整体院として経営しています。来院される方の中に、たまたまシステムエンジニアの方が多くて。需要と合っているのかなと思います。
他にはオンラインによるダイエット指導や睡眠の質を上げるためのアドバイスをしています。もともと「睡眠と栄養と姿勢を改善する」というコンセプトで活動していて、セラピストに頼らず自分で健康を確立していける人を育てていきたいなと。オンライン相談は、直接セラピストが診なくても解決できるので、まさに自分のコンセプトと合っていると思います。
オンライン相談は今の時代、需要が高いです！
オンライン相談事業は、コロナが流行ってから需要が多く増えました。特に若い方に増えましたね。あとは現在、育毛・発毛・美髪事業を準備中です。
育毛・発毛・美髪事業を始めるきっかけはなんでしょうか？
ハードワークから進んでいった、自身の薄毛の経験がきっかけです(笑)
学習塾とファストフードのダブルワーク時代、睡眠不足と食生活の乱れから薄毛が進行していった時期があって。育毛について学んで実践し、結果を出した自身の経験と、予防医療の認定資格資格であるエイジングケアコーチを取得したことで、医師と協業した育毛・発毛・美髪事業を始めることとなりました。
内容としましては、薬を使わずに髪の毛を育てて増やしていくことを目的としたプログラムです。成長ホルモンを活性化させるための睡眠方法をお伝えしたり、亜鉛やタンパク質など育毛のために必要な栄養素をとれるようサポートしたりしています。
薬を使う治療法も良いと思うのですが、肝機能障害や、男性性が女性化するリスク等もあるんですよね。薬に頼らずに自分の身体全体の健康度を高め、薄毛で悩む人を救いたいという想いで活動しています！
現在の事業を通して、社会に与えたい影響は何ですか？
自身の健康に向き合いましょう！
自分自身の健康や、病気の予防に目を向けられる人を増やしたいなと思っています。僕が考える「健康」とは、単に病気でないだけでなく。「若々しく、力強く、いきいきしている」イメージですね。
健康に対する意識が上がると、健康レベルや健康寿命が引き上がります。元気に生き生きと過ごして、より良い人生を過ごせる方がたくさん増えると良いなと思っています！
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