取材日:2022年2月4日
原 翔大(はら しょうた)
学生時代の経験から、精神保健福祉士としての活動を決意。
その後、自身の業界に対する思いを形にするために独立、訪問介護・グループホーム・訪問看護を経営。

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精神保健福祉士、プロ格闘家としての経験をもちながら、自身の想いを形にするために独立し、訪問介護、訪問看護、グループホームを経営されている原翔大さんを取材させて頂きました!
- 精神保健福祉士を目指そうと思ったきっかけ
- 現在の事業に至った経緯
- 今後の活動を通して業界に伝えていきたいこと
精神保健福祉士を目指そうと思ったきっかけは何ですか?

自分自身の学生時代の経験によるものが大きかったです!
転勤の多い家庭で育ち、学生時代に人間関係で悩むことが多かったんです!その経験もあって、自分と同じように人間関係で悩んでいる人の助けになりたいと思うようになりました。
初めは心理士を目指していましたが、大学院への進学が必要と知って。学業はあまり得意ではなかった私は、精神保健福祉士へ進路変更をしました。
現在の活動に至った経緯を教えてください!

社会の中で生活していく大変さ、業界への危機感を実感していました!
就活もしない大学生活を送っていましたが、大学4年生の秋にバイト先から就職のお話を頂き、働くことになりました。
2年ほど働いたあと、精神病院へ転職。転職先で社会の荒波に揉まれ、人間関係の大変さを実感しました。
そのころに自分のいるべき場所はここではないと思うようになり、もともと続けていた格闘技でプロデビューもするため、独立してグループホームを開業しました。
事業に対する思いを聞かせて下さい!

それぞれの利用者様の最適解を見つけてあげたい!
税金で成り立つ事業であるからこそ、それぞれの利用者様の最適解を見つけ、社会で活躍できる場面を増やし、国益を増進させたい。
前提として自分はビジネスを世の中の課題を継続的に解決するための手法や仕組みだと考えています。
これらの学びを活動に取り入れることで、国、利用者さん、自社のスタッフにとって、より価値のある事業にしていけると思っております。
事業を通して世の中に伝えたいことを教えてください!

福祉業界の課題を解決したいんです!!
業界として、昔からの多くの課題を抱えておりますが、徐々に良い風が吹き始めていると実感しています。仕事に対する想いだけで自己満足してしまい、結果を追い求めない風潮や、それに対して何も感じない方が多いことにも危機感を感じています。
事業を通して、介護業界全体としての仕組み作りや、1人ひとりの意識改革も含めて変化を起こしていかなければいけないと感じています。
医療従事者に対して一言お願いします!

国家資格を持っているんだからチャレンジしていこう!
どれだけ失敗しても元に戻るだけ、それよりもチャレンジによって得た経験値の方が価値は数倍にも大きくなるはず!失敗しても戻れば良いんです。
経済的な負担はあるかもしれないけど、資格は絶対になくならない。チャレンジしないことの方がリスクを背負っているかもしれない。
失敗を恐れずチャレンジをしていきましょう!新しい風を巻き起こす力が私たちにはあるんですから。