ゆるゆると生きる。自分らしい豊かさを抱いて。【喜多野七重 / 社会福祉士】

取材日:2021/12/3

喜多野 七重(きたの ななえ)

ライフスタイルの変化から、子育てをしながら専門学校に進学し、社会福祉士を取得。
病院でMSWとして働き、セクハラや過労による体調不良など、たくさんの紆余曲折を経験。
現在では、心理カウンセラー、 インスタグラム講師として活動している。
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こんにちは、hospass運営局です!医療系情報メディア【hospass media】では「病院はパスする時代」というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍している医療職の取材記事を発信しております!どうぞご覧ください!

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社会福祉士の資格を持ちつつ、現在は「ゆるゆると生きる」をテーマに掲げ、心理カウンセラーやInstagram講師として活躍されている、喜多野七重さんを取材させて頂きました!

記事の見どころ
  • 社会福祉士を目指したきっかけ
  • これまでの仕事の経験と現在の活動
  • 活動する上で大切にしていること
  • hospassを通して伝えたいこと

社会福祉士になろうと思ったきっかけを教えてください!

「潰しの効く国家資格を」と考えた中で、生きていける方法として選んだのが社会福祉士でした。

子育てをしていた時にライフスタイルが変わる出来事があって、大卒という学歴はあったものの、新卒枠が欲しいと思ってたんですよね。

ライフスタイルが変わる出来事というのも、特に大きな契機だったのが当時まだ0歳だった娘と共にひとり親家庭となったことです。その生活の中で使えるお金から逆算して、手に職をつけられる資格を探し、社会福祉士の専門学校に進学することを決意したのがきっかけです。

勉強していく中で、実は学生の頃から格差社会をはじめとした、福祉的な問題に対する問題意識や研究をしていたことを思い出して。より熱意を持って資格取得に向けて邁進できました。

社会福祉士を取得してからの経験について教えてください!

時間を見つけては担当患者さんのもとにいき、退院後の生活環境を良くするためのヒントを探すことを大切にしていました。

病院における社会福祉士の仕事は、入退院における福祉業務がメインです。退院後、患者さんとご家族がより良い環境で過ごすために、身体的に必要なサポートや、施設や家庭状況に合わせてサービス提供者との橋渡しをしてきました。

勤めていた総合病院では、社会福祉士の業務に加え、救急車を受け入れるかの判断をしたり、クリニックからのCT・MRI検査の受け入れ業務などを行ったりしていました。

現在の活動に至る経緯を教えてください!

生活保護不正受給への過剰報道に違和感を抱き、Instagramの投稿を始めたんです。

NPO法人で生活保護受給者の支援に携わっていた時に、生活保護不正受給に対して、過剰に報道されている現状を見て、腹立たしい気持ちになったんです。

生活保護を受けるべき人が受けられるように、障害年金の存在を知らない方々に知ってもらえるように。「ゆるゆると生きる」をテーマに、思いつく限りの言葉を届けられるよう、Instagramでの投稿を始めました。

投稿が想像以上に反響を呼んで、フォロワーがどんどん増えていったんです!子育てとフルタイム勤務の両立に困難を感じていたこともあり、Instagramのフォロワーが7000人に到達したところで、独立することを決めました。

現在の活動や事業に詰まっている想いを教えてください!

「ゆるゆると生きる」という言葉をテーマに、誰しもが抱く千差万別の生きづらさを「生きやすさ」に変化させ、自分の選択肢を持って生きていけるお手伝いがしたいです。

社会福祉士としての知識、MSWや生活相談員の経験を付加価値に、障害年金申請のお手伝いや、DV被害などへの適切な対応をすることができる心理カウンセラーとして独立し、業務にあたっています。

並行して、カウンセリング内のワークの一環でもあった個別対応型のInstagram構築講座をビジネス向けにブラッシュアップし、講師として活動しています。活動の比重はカウンセリングがメインですね。

カウンセリングへの想いとしては、プライベートでの経験や社会福祉士としての経験を活かして、誰しもが抱く生きづらさを「生きやすさ」に変化させる。そして、自分の選択肢を持って生きていけるようなお手伝いができるように、日々の様々な生活背景のお悩みを聞かせていただいております。

hospassを通して伝えたいことはありますか?

自分の人生に恋をしてもらいたいと思います。

自分自身に恋ができる人が増えたら良いなと思います。もっと言うと自分の人生を素直に、そして心底大切にできることですね。

そう思うことによって、自分の人生に夢中になることができると思うんです。「自分のことが大好きだ」という姿を見て集まってくる人達は、自分にとってもプラスの要素をもたらしてくれると思っています。

自分の人生は、自分で選べる権利を誰もが有しています。関わる一人ひとりが、自分らしい豊かさを抱いて生きてもらえたらなと思います。

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