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人を救うために、人が輝く場所を作りたい!【竹中孝行 / 薬剤師】

竹中 孝行(たけなか たかゆき)

薬剤師として外資系製薬会社と保険薬局での勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。
その後、一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらう為、2016年に一般社団法人薬局支援協会を設立し、
みんなで選ぶ薬局アワードを開催。2020年に株式会社MEDIENCER設立。
人が輝く場所を作る為に、薬剤師に留まらず介護や美容など多岐に渡って事業を展開している。
hospass運営局
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こんにちは、hospass運営局です!医療系情報メディア【hospass media】では「病院はパスする時代」というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍している医療職の方々の取材記事を発信させていただいております!

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薬剤師の資格を持ちつつ、現在は医療従事の方々を支える事業活動をされている竹中さんを取材させて頂きました!

記事の見どころ
  • 現在の薬局事業を始めようと思ったきっかけ
  • メディエンサーを立ち上げたきっかけ
  • 竹中さんの今後の展望や想い

医療職に興味を持ったきっかけは何ですか?

父の病死がきっかけです。

私が小学生の頃、父が病気で病院によく行っていたことがありました。その影響で医療職に興味を持ちました。

医学部を目指して、受験勉強に励む中で人を救う方法は医療に限らない。人が輝ける場所を作ることも人を救うことの一つだと気づきました。

医学部にはご縁はなく、薬剤師の道へと進みました。大学時代は、学生団体に入るなど、アクティブな経験の中で、色んな方との出会いがありました。営業したり社長の鞄持ちをしたり(笑)

おかげで薬学という道だけに囚われない考え方や行動が身につき、今の自分に生かされている気がしています。

現在の薬局事業を始めようと思ったきっかけは何ですか?

新卒で製薬会社のMRとしての経験を経て、薬局に転職して薬剤師として現場に立たせてもらいました。

その後、薬局に転職して薬剤師として現場に立たせてもらったときに、薬局の奥深さ、薬剤師の可能性をとても感じたということがあります。

薬剤師が地域の中で貢献できることは沢山ある!と思い、薬局にとても興味が沸いてきました。

その後ご縁があり、横須賀で薬局をやることとなりました。それが薬局事業のスタートとなります。人が輝ける場所を作りたいという思いのもと、生き活きとした社会の実現を理念に会社を創業しました。それが株式会社バンブーです。

始めは薬局事業からでしたが、「人々の一生を通じて健康をサポートしたい」と思い、介護や美容分野などにも事業を広げています。

今までの固定概念に囚われず、冒険的発想で新たな挑戦を続けていきたいと思っています。

会社を通じて、自分や仲間がやりたいことの実現や新しいことに挑戦していくことが面白いなと思っています。

みんなで選ぶ薬局アワードとはどんなイベントですか?

一般の方々に薬局の取り組みについて知ってもらう為のイベントで、2016年から始まり今年で6回目の開催です。

全国の薬局さんから実際に現場でされている素敵な取り組みを募集し選考。最終的に残った6組は一般の方々に向けてプレゼンし、最優秀賞を決めるイベントです。

毎年、薬剤師関係者から一般の方まで多くの方々に参加して頂いています。

薬局で薬剤師として働く中で、患者さんから「薬局ってどこも一緒じゃないの?」と言われてしまったことがありました。

私自身、薬局の中でさまざまな取り組みをしていることや、学会等に参加し、素敵な取り組みをされている薬局が沢山あると知っていた中で、とてもショックな気持ちとなりました。

一般の方に薬局の取り組みを知ってもらいたいと思い、そこではじめたのがみんなで選ぶ薬局アワードとなります。実は、このイベントを開催する為一般社団法人薬局支援協会を立てたんです。公共的なイベントにしたいという強い思いがありました。

協会では他にも薬剤師向けの研修を行っていて、研修を受ける皆さまが面白いと感じてもらえるような工夫、エンターテイメント的な要素を盛り込もうと、日々模索しながら開催しています。

メディエンサーを立ち上げたきっかけを教えてください!

正しい情報発信を広める為に、情報発信をする医療従事者をサポートする環境を作ろうと思いました。

元々、私は医療系の執筆やコラムの監修をしていたんですが、YouTubeが流行り出した頃、医療の間違った情報が出回っていることに危機感を感じました。その時、コラムに監修がつくように動画にも監修がつく時代がくると思いました。

正しい情報が間違った情報に埋もれる状況をどうにかしたい。SNSで活躍される医療従事者をサポートする体制を作れば、「正しい情報が埋もれずに世の中に届けられるのではないか」と考えたことがきっかけで、メディエンサー(メディカル × インフルエンサー)を立ち上げました。

あとは、これから医療に特化したインフルエンサーが活躍していくと感じたことも理由の一つです。医療職は非常にナイーブな仕事で企業案件などは特に慎重に扱う必要があるので、事務所的な形でインフルエンサーをサポートしたいと感じました。

私にとって人を救うということは、人が輝ける場所を作るということです。正しい情報を発信していきたいという人たちの為に、私たちは教育や企業との架け橋になるなどのサポートをして、皆んながイキイキと働ける環境を作っていきたいと思っています。

竹中さんの今後の展望や想いを聞かせてください!

地域の健康をサポートする為に薬剤師の活躍の場を広げていきたいです。

今後はさらに高齢化が進み、医療財政は圧迫していきます。受けたい医療や介護を全ての人が満足に受けられるかも分からなくなりますですのでこれからの時代は、病気にならないための工夫も大切なことのひとつだと思います。

薬局や薬剤師が、地域の健康の窓口になり未病・予防の領域へ積極的に介入し、人々を健康に導くサポートを行なっていくことも必要だと思います。皆さまにもぜひ、ご自身の健康を維持する為に、ご近所の信頼できる薬局や薬剤師を見つけて頂きたいです。

今後まだまだやりたいことは沢山ありますが、その中の一つに薬剤師の顔が地域の中でより見えるような仕組み、個の情報を発信できるような環境を作りたいと考えています。

医師は開業医などの個として認識されることも多いですが、薬剤師はまだまだ個として認識されないことも多いなと課題に感じています。

オンライン診療、オンライン服薬指導など、医療の仕組みが今大きく変わっているところだと思います。その中で、”この薬剤師さんに相談したいからこの薬局に行く”という時代に今後入っていくと思いますので、先を見越して行動をおこしていきたいと思います。