はいどうもこんにちは!
今日もちょっと面白い論文を見つけたので
記事にしちゃいます(‘ω’)ノ研究原案
薬用せっけんは普通せっけんより殺菌効果が高いとは限らない
みなさん普段自宅で使っている手洗い石鹸ってどういうの使ってますでしょうか?
今回紹介する研究は2013年にアメリカの食品医療薬品局が
「薬用せっけんの効果」について調査した内容です
抗菌系のモノは予防医療に効果がないと昔から声が上がっていたので
今回はその調査をしようと思いますー!
研究内容
- 日常生活でよくみられる20種類のバクテリアを用意。
- 22℃と40℃の2種類の水を使用。
- 0.3%の殺菌剤を含む石鹸水と殺菌剤の含まない石鹸水の2種類に浸し、殺菌具合を調査。
このような手順で、今回は温度の違いによる殺菌力の変化を調査したとのこと。
研究結果
普通の石鹸と比較して、バクテリアの活動量に大差はなかった。
加えて温度の違いでも差はなく経過した。
殺菌剤を含んだ石鹸水で効果が出てきたのは9時間後であった。
もう1つ研究を紹介
16人を対象にした研究でも
殺菌剤の石鹸と普通の石鹸では、どちらの違いもなく経過した。
これにたいして研究者は
今回の実験で、殺菌剤の石鹸と普通の石鹸で細菌の落ちる量に変化が無いことが明らかになった。
殺菌剤の石鹸に対する、消費者の考え方や広告のあり方を見直すべきだ。
と断言しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっと簡単に要点をまとめると
- 殺菌作用のある石鹸を使用しても、効果が出るのは約9時間後
- 殺菌剤の石鹸と普通の石鹸ではほぼ効果は同じ。
などの様にまとめられます。
過去の記事に殺菌グッズは人体に悪影響を及ぼす!
の内容に加え、抗菌効果が極めて低い。って話になってしまうんですが、
こりゃもう普通の石鹸の方がパフォーマンスが良いのでは?と
感じてしまいますね(‘ω’)ノ
それではまた!
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