夢を叶えたければ、目標を持とう!【遠藤弘己 / 臨床工学技士】

遠藤 弘己(えんどう ひろき)

臨床工学技士の資格を取得後、透析クリニックで仕事をしながら3人制プロバスケットボールチームへ所属。
プロの選手を目指しながら、バスケットボール教室を個人で運営し、地域活性化へ貢献されている。
hospass運営局
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こんにちは、hospass運営局です。”病院はパスする時代”を創出するべく、医療職限定でチームを組み活動を進めています。

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臨床工学技士の資格を持ちつつ、現在は3人制プロバスケットチームの秋田スティーラーズで活動している遠藤弘己さんを取材させて頂きました!

記事の見どころ
  • あなたが医療職になろうと思ったきっかけ
  • 現在の活動に詰まっている想い
  • hospassを通して伝えたいこと

あなたが医療職になろうと思ったきっかけを教えてください!

両親が医療関係者だったのがきっかけでした!

小学生の頃から必然的に病院に就職するものだと思っていたので、医療職以外の仕事に就こうと深く考えた事もありませんでした。当時看護師の母親からは、女性の仕事だから看護師は止めなさいと言われ、放射線技師の父親からは、同じ職種になるなと言われていたので、両親の職種を除いて仕事を探していました。

バスケットボールに携わりたい想いも強く、スポーツトレーナーを目指して理学療法士になることも視野に入れていました

しかし高校生の時に、母親が臨床工学技士という仕事を教えてくれたことをきっかけに、興味を持つようになりました。手術室で働くことに憧れがあったことも理由の一つですね。

現在の活動を始めようと思ったきっかけを教えてください!

一緒にやらない?と声をかけて頂いたことがきっかけでした!

国家試験の勉強中に全く運動しないのも体に悪いかと思い、リフレッシュを兼ねてバスケットボールに取り組んでいました。そこで居合わせたクラブチームのキャプテンとの出会いがきっかけでクラブチームに所属することになりました。その後、もっとうまくなりたいと思い、様々なところにいくことになりそこで出会った方から3人制のバスケットボールを教えてもらいました。

まだBリーグほどの発展はなく、競技人口も少ないタイミングでしたので、私でも上を目指すことが出来ると感じていました。

事業、活動内容(詰まっている想い)を教えてください!

チーム理念でもある、身近なヒーローとして地域に貢献することが重要です!

マイナーなスポーツなので、なかなかファンが根付かない側面があります。ですが、ファンとの距離の近さが特徴でもあるので、より地域に貢献してファンを根付かせることが重要だと思っています。

というのも、3人制バスケットボールはショッピングモールの中などの広場にコートを敷いて試合をします。観戦を目的とする人よりも、バスケットボールにさほど興味がなく、何かのついでに見る人の方が多いため、ファンが付きづらいと感じています。どのチームでも頭を悩ませる課題です。

今後の目標や展望を教えてください!

プロ契約を勝ち取って試合に出て活躍することが1番の目標です。

プロ契約を勝ち取って試合に出て活躍し、初の臨床工学技士とプロの3人制バスケットボール選手というデュアルキャリアを構築したいきたいです。

加えて、現在は静岡県を中心にバスケットボール教室を個人で営んでいます。

練習生として教えるよりも、プロとして教える方が言葉の重みが増しますし、教える子供たちにも技術と想いが伝わりやすくなります。バスケットボール教室を繁栄させるためにも、まずプロ契約を勝ち取ることが今は一番重要と考えています。

肩書きを持つ事で集客力も上がりますし、様々な活動へ発展できるのではないかと。教える活動は、競技人生が終わったとしても続けられる。何かしらの形でバスケットボールには携わっていけるように努力しています。

hospassを通して伝えたいことを教えてください!

「モチベーションでパフォーマンスの差が激しい」と最近言われました。バスケットボールスクールの先生に教えて頂いた言葉です。

目標があるとモチベーション高くプレイ出来ますメンタル面での浮き沈みを改善するために、中長期的な目標を常に作り続ける。モチベーションの維持や質の向上に欠かせない考え方を学びました。

夢を叶える。言葉にするのは簡単なことですが、実現するためにはやはり目標が必要です。一つひとつ、目の前の目標を達成する中で技術もメンタルも磨き上げ、プロ契約を勝ち取ります。

目標を大きく言えば夢となる。大きな夢を叶えるために達成したい小さな目標を一つひとつ明確にして努力を続ける。単純ですが、とても大切な考えだということを私が夢を叶える事で、伝えたいです。努力の先にのみ夢が叶うことを、私が体現していきます。皆様お一人おひとりの生きる活力となれるように。

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