より多くの方へ健康の重要性を届けたい!【りょす / 作業療法士】

より多くの方へ健康の重要性を届けたい!【りょす / 作業療法士】

取材日:2024/1/2

りょす

資格取得後、総合病院に作業療法士として就職。作業療法士として活躍される傍ら、社会の流れにのってさまざまな副業を経験。現在はご自身の経験から健康経営を軸にダイエットなどさまざまな事業展開を行ない、働く医療職に向けて「自分をもっと大切にしてほしい」という想いで活動している。

hospass運営局

こんにちは、hospass運営局です。“病院はパスする時代”を創造するべく、医療職限定でチームを組み活動を進めています。

作業療法士の資格を持ち、現在は健康経営を軸にダイエット事業などを展開しているりょすさんを取材させていただきました。

記事の見どころ
  • 実は作業療法士に最初からなりたいわけではなかった?!学んでいくうちによりポジティブに勉強に取り組めるように!
  • りょすさんも元はぽっちゃり体系だった?!自分のコンプレックスからダイエットなど健康についての提案を。
  • 健康は全ての土台!自分を大切にしてほしい。

作業療法士になろうと思ったきっかけを教えてください

りょす

理系のなかでも人と関わる仕事がしたいと思っていたからです。

前提として、ある大学に入学して学びたいという気持ちが強くありました。

工学部などよりは、人と関われる医療系に興味がありましたね

薬剤師や放射線技師などさまざまな医療職があるなか、調べていくと作業療法士が面白そうと感じたんです。

よくある自分がけがを経験してといった理由はなかったですね。

リハビリ職のなかでは理学療法士より作業療法士の方が全体数として少なく、女性が多いことから男性の作業療法士は社会的に需要が高いと感じたこともきっかけの一つとしてあります。

実際、学生時代は25人クラスのなかで男性は5人でしたし、就職してからも女性が圧倒的に多かったです。

実際に学んでみると、作業療法士は社会に求められていると感じ、ポジティブに勉強に取り組むことができていました。

就職は実習先の指導者との相性が良く、「そのまま就職するよね?」と温かい言葉をかけてくださったので、卒業後そのまま実習先に就職しました。

急性期から回復期まである総合病院で、幅広くさまざまな患者さまをみることができたので良かったです。

リハビリスタッフは若手から中堅、ベテランまでさまざまな年齢層の方がバランス良くいらっしゃり、個性の強いメンバーに囲まれ、刺激的な環境で作業療法士としてのファーストキャリアを積むことができたのではないかと感じています。

副業を始めたきっかけなど教えてください。

りょす

自分で何かしなければという想いが強くなりました。

元々、私自身は保守派で何かビジネスを行なっていくという性格ではありませんでした。

しかし、病院で働いているなかでリハビリ職は収入の面において限界があると感じたんです。

先輩方の収入もおおよそですが推測することができ、自分も3年後、5年後こうなっていくのかと考えたときに、今何かしなければ何も変わらないという気持ちが芽生えてきました。

調べていくうちに、さまざまなビジネスがあることを知り、自分でも実践できるのではないかと思い、せどりや物販などの副業を始めました。

社会的にも副業が流行ってきたところだったのでちょうどよかったですね。

自分自身で情報収集を行い、最初に初期投資して、1か月5~10万円ほどの利益を生むことができるようになっていきました。

当時、自分の理想とする社会人像と現実のギャップが激しく、自分なりにもがいていた時期ですね。

そんなときにダイエット事業に出会い、今現在行なっていることにつながっています。

現在の事業を始めたきっかけを教えてください。

りょす

同僚にダイエットについて教えてほしいと相談されたのがきっかけです。

私は高校では野球、大学ではアメリカンフットボールを頑張っていましたが、ぽっちゃり体系でした。

社会人になり、学生時代より運動する機会が減ったことで体重が増えてしまい、まずは見た目を変えようと考え、ジムに通ってトレーニングを始めたんです。

それをきっかけに、私自身がボディメイクの大会に出場するようになり、健康・ダイエットなどについて意識しながら生活するようになりました。

見た目が変わるとダイエットについて聞かれる機会も増え、ダイエットについて教えてほしいと言われるようになったんです。

情報収集をしていくうちに、ダイエットについて教えているHPを見つけました。

コロナ禍で病院の仕事が落ち着いていたこともあり、SNSを始めてみようとそのHPのサービスなどを真似して自分のHPを作ったのがダイエット事業のきっかけです。

事業を始め、5〜10万/月ほどの収益をあげられるようになったタイミングかつ、元々自分の理想とする30歳の姿のために半ば勢いで2022年3月に退職しました。

1〜2か月ほどは退職金で生活しましたが、その後2022年7月に法人を設立しました。

個人事業主でも良かったのですが、先輩経営者の方々に相談すると会社を大きくする覚悟をもつためにも法人のほうが良いとアドバイスをもらい、法人設立を決意したんです。

学生時代における進学も推薦で決まることが多く、これまである程度決まった道を歩いていくという人生でした。

出会う方々など自分の周りの環境を変えていったことによって自分で行動を起こせるように、少しずつ変わっていったと感じています。

現在行なっている事業について教えてください。

りょす

自分の経験からダイエット、食事などの面から健康経営について提案しています。

現在はダイエット・食品・SNS・パーソナルトレーニングに関する事業を行なっています。

ダイエット事業は、お手本としたい先輩を見つけ、その方の考え方などを参考にしていきながら、自分のスタイルを確立していきました。

個人向けのダイエットサポートでは、生活習慣や食生活から痩せられない理由を分析して、完全マンツーマンでサポートしています。

ダイエット個別指導数は100名を超えました。

企業の健康支援では、健康支援顧問として相談に乗ったり、セミナーを開催したり、社内の健康チームの養成に携わっています。

企業全体の健康を支えていきたいという想いで取り組んでいるんです。

食品に関しては、レトルト食品としてラタトゥイユを販売しています。

元々SNSでレシピについて発信していたので、食品事業に関しては特にやりたいと思っていました。

現在は個人に向けて販売していますが、今後は企業に向けて定期的に販売していきたいと考えています。

働いている方々は忙しく、コンビニご飯ばかりだと栄養バランスが偏りやすいです。

法人の福利厚生の一環として弊社の食品を取り入れていただくことで、働く皆さんが手軽に健康を手に入れられるように、少しでも役に立てればと思っています。

SNS事業に関しては、動画編集を手伝うという簡単なところから、規模の大きな企業の受託まで成長させることができました。

現在はSNSコンサルタント、運用代行などを行なっています。

パーソナルトレーニングは、自分の経験を活かし、ダイエットに悩む方々に向けて依頼があったときのみ行なっています。

自分の経験が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。

すべての事業に対して、健康経営というところに興味がありそこを意識しつつ行なっています。

ダイエットといえばりょすさん!と選択肢の一つとして選ばれるために、より事業を発展させ皆さんに周知されるところまで頑張りたいです。

現在の事業に関する想いや社会に与えたい影響について教えてください。

りょす

健康の重要性に気づき、特に自分を大切にしてほしいです。

健康は、すべてにおいての土台だと考えています。

私自身の経験も踏まえてダイエット事業などを行なっていますが、外見が変わると内面も磨かれてくると思っています。

何かを始めるに遅いということありません。人生は自分次第でいつからでも変えていくことができるんです。

常になりたい自分の姿を想像してほしいです。そして事業を通して、健康を意識する機会が与えられればと思います

多くの方が健康の重要性に気づき、自分を大切にしてほしいです。特に医療職の方は、つい誰かのためにとgiveの精神になりがちだと思います。

その結果、自己犠牲で後悔する方をたくさん見てきました。

だからこそ、同じような思いをしてほしくないです。誰かのためにではなく、自分に投資してほしいです。

さらに、幅広くいろいろなことを学びながら、社会のなかで活躍できる理学療法士や作業療法士などのセラピストが増えてほしいと思います。

セラピストは安定している印象がある一方で、給料や独立する面でまだまだ課題が多いのが現状です。

一歩外に踏み出し社会を見渡してみると、セラピストは特にビジネスに関しては弱い印象を受けます。

セラピストというのは、一つの武器です。幅広い視野をもち、たくさんの角度から物事を捉え、さまざまなことに挑戦してほしいですね。

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