医療従事者こそ、若い時期からの資産運用が重要だと伝えたい!【niko / 理学療法士】

取材日:2024/3/10

niko (にこ)

理学療法士の資格取得後、急性期・回復期病院を経験し訪問看護へ転職。同時期に不動産投資事業をスタートする。現在は理学療法士として訪問看護で働く傍ら、不動産投資事業で10件の物件を運用中。また不動産投資・資産運用アドバイザーとして、セミナーやSNSでの情報発信を通して、金融リテラシーの向上を掲げて活動している。

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hospass運営局です。“病院はパスする時代”を創造するべく、医療職限定でチームを組み活動を進めています。

理学療法士の資格を持ちつつ、現在は不動産投資事業や資産運用アドバイザーの活動をしているnikoさんを取材させて頂きました!

記事の見どころ
  • nikoさんは自分の怪我がきっかけで理学療法士を目指した!
  • 実は不動産事業を始めた頃、知識不足で騙されかけた。
  • 資産運用の重要性を届ける熱い想いの裏には何が!?

理学療法士を目指したきっかけを教えてください。

niko

高校の部活でお世話になったトレーナーが理学療法士だったことです!

元々「将来はスポーツに関わる仕事がしたい」という想いが漠然とありました。

僕はサッカー部に入部して部活に打ち込む学生生活を送っていましたが、重要な大会の直前で怪我をしてしまったんです。大会までに復帰できる可能性を聞いたときは本当にショックを隠しきれませんでした…

その際にお世話になったのが、私に理学療法士を目指すきっかけをくれたチーム専属のトレーナーです。当時は試合に出場できない悔しさから、メンタルが相当落ちていましたが、トレーナーは塞ぎ込んでいる私に対して、リハビリを乗り越えられるように毎日優しく声をかけ続けてくれたんです。トレーナーの言葉に本当に救われました。

トレーナーの支えがあったからこそ辛いリハビリ期間を乗り越え、復帰を大会に間に合わせることができたと思います。セラピストとしての技術はもちろん、メンタル面のフォローまでしてくれたトレーナーには感謝しかありません。私も憧れのトレーナーになりたいと思い、同じ理学療法士の資格取得を目指そうと決意しました。

そして最後に背中を押してくれたのは、医療従事者である母親になります。大学でサッカーを極めるか、スポーツ分野の勉強をするか決めきれず迷っていた私に「大学には資格を取りに行きなさい!」と声をかけてくれたんです。同時に医療従事者の資格の強みや仕事のやりがいについても話をしてくれました。

最終的な意思決定は母の一言が大きかったです。

現在行っている活動・事業について教えてください。

niko

不動産投資や資産運用アドバイザーとして、SNS発信やセミナーを行っています!

理学療法士として働きながら、2019年から不動産投資を始めました。毎年1・2件のペースで物件を買い増しており、現在では全国各地に10件の物件を所有している状況です。

また、資産運用・不動産アドバイザーとして、SNSでの発信や企業とのコラボセミナーにも登壇させていただき、皆さんの不動産や金融リテラシーの向上に向けた活動をしております。

SNS発信は2件目の物件を購入したタイミングで開始し、最初は自分の発信したい情報ばかりを投稿していたんです。しかし発信を継続する中で「正しく分かりやすい情報を届けたい」「より信憑性が高い発信者でありたい」と感じ、宅地建物取引士と賃貸不動産経営管理士の資格を取得しました。

社会的背景には不動産業界の「情報の不透明性」という問題があります。不動産投資は「危ない・触れてはいけない」という情報がまだまだ多く飛び交っていますが、それは不動産会社に言われた通りに購入・運用するなど、ユーザーの知識不足も原因だと思うんです。

そのため不動産・金融リテラシーの向上と第三者として、中立な立場での相談窓口をテーマに情報発信をしています。気軽に相談できる人を目指してコツコツと発信していた結果、ありがたいことに多くの相談をいただけるようになりました。

現在の活動・事業を始めたきっかけを教えてください。

niko

不動産投資を始めたての頃に、自分自身が騙されかけた経験がきっかけです!

友人がオススメしてくれた書籍との出会いが始まりです。病院退職の時期と重なったこともあり「自分も何か行動しなければ」と焦りを感じましたね。

ただ、最初から不動産業界に決めていたわけではなく、元々インテリア業界に興味がありました。現在の自宅もリノベーションをして住むくらい「自宅を理想的な空間にしたい!」という想いが強かったです。

「理学療法士を続けながら自分の想いを実現できる方法」を模索する中で、浮かび上がってきたのが不動産投資の道でした。「これだ!」という感覚がありましたね。しかし、私自身が初めて物件を購入する際に騙されかけた経験があります。幸いにも購入前に気が付くことができ、知識不足の怖さを身を持って感じました。

また、不動産業界の課題も同時に見えてきたんです。それは「不動産購入時の相談先が不動産会社しかないこと」でした。当時からファイナンシャルプランナーなどお金の相談先はありましたが、不動産特化の相談窓口はなかったです。情報の不透明性が強い業界にも関わらず、相談先が不動産会社しかないのはフェアな取引ではないですし、誤った情報に踊らされやすい構造が出来上がっていました。

解決方法を模索する中で、当時の私のように「誤った情報に踊らされる方を少しでも減らしたい」という想いが芽生えたんです。第三者として気軽に相談できる窓口となるためには「不動産・資産運用アドバイザーとしてSNSで情報発信をすること」が最適な選択肢でした。

現在の活動・事業に詰まっている思いを教えてください。

niko

医療従事者の活躍の場を増やしながら金銭的余裕を生む。そのお手伝いがしたいです!

私自身、病院で働いていたときは、金融リテラシーが本当に低かったと思います。正直給与明細の見方も知らず、なぜ税金を取られているのかすら理解できていなかった時期がありましたね。若い世代に限らず定年間際の年代の方々ですら、税金の仕組みを理解できていないケースが多く、これは日本全体での社会問題だと考えています。

特に医療従事者は金融リテラシーの低さが目立ちますね。医療従事者は診療報酬で給与が決定し、診療報酬改定の度に収入が上下する制度です。また初任給は高いですが、10年・20年と経験年数を重ねるにつれて苦しくなっていきます。つまり「国の方針で収入を左右される」という深刻な問題を抱えている職業なんです。

私は「金銭的な余裕=心の余裕」だと考えています。金銭的に余裕があれば安心して好きなことができ、働いていても心に余裕が持てるんですよね。もし自分の心に余裕がなければ、きっと臨床での患者様対応にも影響が出てしまうはず。

niko

だからこそ医療従事者の皆さんには、金銭面と自分の心の双方に余裕を持ってほしいです。

今後は病院などの医療機関に向けて、金融リテラシー向上のためのセミナーを開催していきます。これまでの人生では「お金」について学ぶ機会がなかったかもしれません。SNSでの情報発信も含めて、私の活動がきっかけで「お金について勉強しよう!」と思っていただけたら嬉しいです。

事業を通して社会にどんな影響を与えたいですか?

niko

不動産投資の悪いイメージを「不動産って楽しい」へと変えていきたいです!

不動産投資は「怖い・触れてはいけない」というイメージが定着しています。実際に「知識不足」や「相談先を持っていない」見切り発車で始めるのは本当に危険です。不動産会社の持つ情報に踊らされ、利益の生まれない投資に苦しんでいる方々を数えきれないほど見てきました。

niko

私も最初は世間と全く同じイメージを持っていたかと思います。

初めての物件購入で騙されかけたときは「怖い」という気持ちが、より一層強くなりましたね。ただ、冷静に振り返った際に「私の知識不足」「不動産業界の情報の不透明性」が理由だと気がついたんです。

私は独学でしたり、勉強も兼ねて年間で100件以上の不動産会社にお話を聞くなど、改めて一から学び直しました。その甲斐あって、知識が定着し始めてからは良い運用ができるようになり、結果的に利益も生まれ始めましたね。

不動産投資を理解していく中で「不動産って楽しい」「自分の暮らしを守る手段になる」とイメージがどんどん変わっていきました。不動産投資は基準よりも少し本気で勉強を頑張れば、より良い運用ができるようになると感じています。

私は不動産投資の本来のイメージは「楽しい」だと思っていますが、まだまだイメージが良くないのが現実。だからこそSNSでの情報発信やセミナー等の活動を継続し「不動産投資の本来のイメージ」を取り戻していきたいです。

読者の方へどんなことを伝えたいですか?

niko

医療従事者こそ、若い時期からの資産運用がとても重要だと伝えたいです!

日本では昔から「お金の話=悪」の風潮があり、医療業界は特にその傾向が強いです。そのため、お金の話を毛嫌いする方が多いと感じています。時には「若いうちからあまりお金のことを考えないほうがいいよ」という言葉を耳にすることすらあるのが現状です。私はむしろ逆だと思っています。

現在の日本は税金の負担割合が高く、今後も若い世代にとって息苦しい時代が続いていく。だからこそ早期にお金の勉強や資産運用に取りかかり、少しでも豊かな暮らしを手に入れるための準備をしてほしい。自分の知識や事前準備でギャップを埋めることの重要性を医療従事者の皆さん、特に若い世代へ届けたいです。

皆さんが新人の頃、様々な勉強会にお金をかけて出席していたのではないでしょうか。患者様により良いケアを提供しようと積極的に学ぶ姿勢はとても素敵で、そのおかげで救われる患者様もきっと多いと思います。

医療従事者は人に必要とされる職業だからこそ、他人を優先してしまいがちです。ただ、もっと「自分自身」にも目を向けてほしいと考えています。勉強を始めるのに時期が遅すぎることはないです。家庭を持つ・環境の変化があるなど、どんなきっかけでも構いません。

少しでも自分の持つお金と向き合う時間を作っていただきたいです。私の発信が少しでも皆さんのお役に立てるよう、これからも活動を継続していきます。

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