広い視野を持つことで、挑戦したい事業の可能性を広げてほしい!【緑/ 理学療法士】

取材日:2024/06/22

緑(みどり)

理学療法士免許を取得後、フリーターになりトレーナーを目指す。事業を通じて、自身の活動が社会に認知されるには結果を出す必要があると思う。そのため自分のやりたい事業よりも、世間から求められる事業を行いたいと考える。現在は整体サロンを経営する傍ら、腸活ダイエットサポートやコンサルティング事業を行いマルチに活躍中。

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こんにちは、hospass運営局です。“病院はパスする時代”を創造するべく、医療職限定でチームを組み活動を進めています。

理学療法士の資格を持ちつつ、現在は整体サロンを経営する傍ら、腸活ダイエットサポートやコンサルティング事業を行いマルチに活躍している長瀬さんを取材させて頂きました!

記事の見どころ
  • トレーナーになるため、体の勉強をしたいと思い理学療法士を目指した⁉️
  • 自分のやりたい事業よりも世間から求められる事業を行いたい。
  • 理学療法士として、予防医療に本気で取り組んでいる。

理学療法士を目指したきっかけを教えてください

トレーナーになるために身体の勉強をしたいと思ったのがきっかけです。

僕は6歳から高校生までずっと剣道をしていました。部活の練習中に怪我をすることが多く、整形外科クリニックに通院していたんです。そのとき理学療法士の方にリハビリをしていただき、職業を知るきっかけになりました。

高校3年生では筋トレをするようになり、楽しくて、没頭してしまったんです。当時はジムに週一回程度通っており、その頃から好きなことを仕事にしたいと思うようになりました。

筋トレを活かした仕事を考えたとき「トレーナーになりたい」と思ったんです。そのため、筋肉や関節動作など身体に関することを勉強する必要があり、理学療法士を目指しました。

大学入学後は解剖学の点数は良かったですが、病態や病理は勉強不足で点数が悪いことがありましたね。周りの友達が理学療法士を目指す中、僕はトレーナーになる意思は変わらなかったです。

大学を卒業して資格を取得後は、トレーナーの養成学校に入学するため、デイサービスのアルバイトを始めます。しかし、思うようにお金が貯まらず、バイトの生活が苦しいため断念したんです。

その後は、フリーターになりトレーナーを目指して働きました。ジムやデイサービスのアルバイトの中でお客様に施術する機会があり、喜ばれることが多くなります。そのときにトレーナーではなく整体をやることを決意し、整体サロンを開業しました。今では忙しい社会人向けに「スキマ時間で全身スッキリ」をコンセプトに定額制で行ってます。

ダイエット事業を始めたきっかけについて教えてください

お客様にダイエットのやり方を教えてほしいと相談されたのがきっかけです。

僕はボディビルの大会に出場するため、22kg痩せたことがあります。その経験を整体に通ってくださっているお客様に伝えたところ、意外に反応が良かったんです。

「何でそんなに食べているのに痩せられるの?」「何でそんなに快便なの?」という相談が多く、ダイエットの方法を教えてほしいというお声をいただきました。お客様に求められたことがダイエット事業を始めるきっかけになったと思います。

ダイエットに対して世間の常識は「炭水化物は太る」「ダイエットを始めて便秘になる」と思われている方が多いのが現状です。そのような方にわしが常識ひっくり返しちゃるわ!」という想いでYouTubeを始めたところ、便秘解消の動画がバズりました。

需要があることを確信し、今流行りの「腸活」と「ダイエット」をかけ合わせることにしたんです。僕が便秘を解消して痩せる方法を実証してきた経験を活かし、現在は腸活ダイエットコーチとして活動しています。

食べることが大好きな僕だからこそ、誇りを持ってサポートしているんです。お腹いっぱい食べてもスッキリ快便で痩せられる方を増やしています。

コンサルティング事業を始めたきっかけについて教えてください

パーソナルトレーニングジムのコンセプトを提案したことがきっかけになります。

僕は整体サロンを経営する他に紹介でコンサルティングの業務委託も行ってました。そして広島の近くでパーソナルジムを開業している社長に出会いました。最初は整体師として「うちの会社で整体をやってほしい」と声をかけていただいたんです。

就職先の候補として考えていたパーソナルジムだったので、こんな形でオファーをいただいたのは驚きました。

僕が行なっている事業では、主に公式LINEやInstagramを使用しています。これらのコンテンツを社長が拝見してくださり「Instagram上手だよね」と褒めてくださったんです。整体だけではなくInstagramの勉強をして、仕事の案件をいただいていることを伝えました。

それから、僕なりにパーソナルジムのコンセプトについて考えて「このように運営したらどうですか」と提案したんです。その提案に喜んでいただき、2回目にお会いしたときに「お金を支払うからコンサルティングしてほしい」とマーケティング事業を任されました。

このような経験ができたのも僕自身が業務委託を受けたり、自己研鑽をして色々なことを学んだりしたからだと確信しています。ダイエット事業で培ってきたことが、店舗マーケティングやコンサルティング事業に活かされているんです。

現在の事業内容について教えてください

現在は整体サロンを経営する傍ら、腸活ダイエットサポートやコンサルティング事業を行っています。

2023年より、本格的に「腸活ダイエット事業」の活動を開始します。ダイエットの指導方法ではオンラインで食事の指導をメインに活動中です。食べ合わせや、便秘解消のための腸活についてサポートしています。

お客様の中には約3カ月で-7痩せられた方、便秘薬を使用せず便秘が治った方がいるのです。一人ひとりに合ったオリジナル食生活を身につけていけるのが、僕の腸活ダイエット事業の強みだと思います。

Instagramでは「太り方を忘れる腸活ダイエット」をコンセプトに発信を行なっているんです。「お腹いっぱい食べても痩せていく体質の改善」や「腸活の本質は快便になること」など食事を通じてダイエットの正しい知識が分かる内容となっています。

また、個人サロンとの業務委託を行なっており、新規事業立ち上げのコンサルティングをしているんです。主に「フェイシャルサロン」や「眉アート」などの事業を立ち上げ、半年で100万円の売上を出したこともあります。

さらに2024年からは店舗のマーケティング事業を開始しました。現在はパーソナルジムのマーケティング事業に携わっています。

事業に詰まっている想いを教えてください

世間から求められるものを事業として行なっていきたいです。

世間では『予防医学が大切だ』という方が増えてきていますが、しっかりとした根拠を持って指導している方は少ないと思うんです。 

理学療法士は歩行の分析をするプロだと言われています。しかし、実際は正しい歩行の方法や、O脚のことが分からない方が多いです。

また、医療職は患者さんに対して、健康に良い物を勧めます。しかし、時間がないなどの理由から自分自身が体に悪い物を食べているのを目にしてきました。このように間違った予防医学を目の当たりにするたびに、指導者のリテラシーの低さを感じるんです。

僕は視野を広げるために、たくさん勉強して自己投資を行なっています。動物の進化や食事についても学んでおり、自信や根拠をもって指導することが可能です。

健康事業に関して色々な分野で発信したいことがあり、世間に伝えたい想いがたくさんあります。しかし、僕が想っていることを口に出すだけでは、自己満足となり誰にも届きません。

僕の活動を世間に認知していただくには、世間から求められるものを事業として行い結果を出していくことが必要です。これからも体に関する勉強を行い、健康に関する事業を突き詰めていきたいと思います。

hospassを通して読者に届けたいことを教えてください!

理学療法士として行える予防医療を本気で行なっているんです。

僕はトレーナーを目指してきましたが、今はウォーキング事業でレッスンをしたり、ダイエット事業で食事指導を行なったりしています。やっている事業は違いますが、結局はトレーナー指導をやっているんです。

 何かを始めようとしている方は可能性があるので、視野を狭めて自分ができそうな物だけに限定しないでください。僕は自分のやりたい事業を後回しにすると決めています。みなさんも、まずは誰かから求められるものから事業を始めてほしいです。

また、僕が開業できた背景にはアルバイトの環境が嫌だったのが大きいと思います。ここから抜け出したいと思う負の感情が強かったんです。

 自分のモチベーションの基準が0だとします。プラスに働くモチベーションより、マイナスから0にするモチベーションの方が絶対に働くんです。嫌なことを我慢せずにストレスから逃げることも大切だと覚えておいてください

僕が健康に関する事業を行えているのは、理学療法士として身体の構造や生理学などを勉強をしてきたからです。整形外科は歩行で救うことができ、内科は食事で状態を改善できると思います。

僕は理学療法士という職業を全うするため、予防医療を本気で行なっているんです。これからもみなさんに求められるものを提供できるように本気で事業に取り組んでいきます。

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