- 石田さんは祖母の介護を手伝ったことで、母から看護師を勧めらた⁉️
- 子どもの睡眠を改善するため、CISA乳幼児睡眠コンサルタントの資格取得した?
- 夜泣きや寝かしつけに悩むママたちを助けることを目標に活動している。
看護師になったきっかけについて教えてください
母から看護師を勧められたことがきっかけです。
私の祖母は40代のころに脳出血を患い、後遺症が現れて左半身麻痺になってしまいました。そのため祖母の介護が必要となり、私が生まれるときから祖父母と同居していたんです。
私が中学生になると、母と一緒に祖母のサポートをするようになりました。私にとって介護が身近な存在となり、母から看護師を勧められたことが目指したきっかけになります。
また、姉は昔から看護師を目指しており「脳神経外科に就職したい」と言っていました。実際に看護師の資格を取得後は、脳神経外科に就職して夢を叶えたんです。その姿がとてもカッコよくて憧れました。
大学に入学後は、母の勧めで看護師を目指した私とは違い、同級生は自分の意志で看護師を目指していた方が多かったです。周りとの温度差もあり、1学年目はついていくので大変でした。
2学年目からは実習が楽しかったこともあり、気持ちが変化します。私は患者さんに合わせたプランを立てることが得意で、先生からアセスメント能力があると褒められました。この経験から「看護師に向いているかもしれない」と思うようになり、自信になったのです。
実習を通じて、看護師として働くために「資格を取得したい!」と考えるようになりました。ただ、勉強が苦手だったので、必死に国家試験の勉強をしましたね。そして、無事に合格できました。
現在の事業を始めたきっかけを教えてください
子どもの夜泣きで睡眠不足となり、改善するために始めました。
私は1人目の子どもを出産してから、時短勤務に変わり収入が激減しました。そのため、私にもできるような携帯で行える副業はないか考えていたのです。
副業の内容を考えていた当時、家族との会話で「何を言っているのか分からない」と言われたことを思い出しました。そのときに「私からしたら当たり前のことも、一般の方は医療のことを知らないんだ」と感じたのです。
それなら「自分の知識をわかりやすい言葉を使ってInstagramで発信すれば、助かる方がいるのではないか」と思い、発信を開始しました。
最初は私自身が子どもを育てる上で、病気に罹ったときの対処方法を知ることが大切だと思い発信していたんです。しかし、病気に罹らないためには免疫力の維持が必要で、睡眠や栄養が大切だと考えるようになりました。
また、私は2人目の子どもの夜泣きで寝られないこともあり、落ち込んだ経験があります。そのときに、1人目の子どもにイライラしてしまい怒鳴ったことがありました。初めて怒鳴ったので、子どもが混乱してしまい問題行動が増えてしまったのです。
何とか子どもの夜泣きを改善したいと考え、CISA認定乳幼児睡眠コンサルタントの資格を取得しました。すると、子どもに「ネントレ」をしてからは、嘘のように夜泣きが改善されたのです。現在は、夜泣きや寝かしつけに悩んでいるママをサポートできるよう活動しています。
現在の事業内容について教えてください。
子どもの睡眠を改善する乳幼児睡眠コンサルタントとして活動中です。
2022年からInstagramで「看護師あおくまママ子どもの健康を守る専門家」として子どもの病気について発信していました。最近は子どもの睡眠に関した発信をしており、夜泣きなどで困っている方に向けて発信しています。
今までは、疾病についての発信が多かったので「この病気にかかりました」などの疾患に関するコメントが多いです。また「子ども見て癒されてます」などのファンの方からの温かいお言葉をいただいていました。
現在は、子どもの夜泣きや寝かしつけを改善する乳幼児睡眠コンサルタントとして活動中です。「Lullaby」という夜泣き改善アプリにコンサルタントとして登録しており、活動しています。
コンサルタントとしては、資料の作成を行い資料を見ながらママさんとzoomで面談を実施中です。面談後は、その子ども1人ひとりに合わせたオーダーメイドの資料を作成して送っています。現在はモニターとして3名様のコンサルを行い、夜泣き改善率は100%です。
子どもの気質だけでなく、癖で夜泣きにつながっている可能性があります。そこの部分にフォーカスして、改善できるようにサポートしているのです。夜泣きや寝かしつけに悩んでいるママさんたちは、我慢せずに相談してほしいと思います。
事業に詰まっている想いを教えてください
夜泣きや寝かしつけに悩むママたちを助けたいです。
私はこれまで、病気に罹ったときの対処法が必要だと考えていました。しかし、病気に負けない身体作りをするために、病気を予防する視点が大切です。そのため、睡眠は免疫力の維持にとても重要だと考えています。
子どもの夜泣きは「2歳を越えたら終わるよ」とおっしゃる方は多いです。しかし、そこまで我慢することは辛いですし、実際は何も解決をしていません。辛い思いをしている方がいたら、我慢せずに今解決できるように誰かに頼ってほしいです。
その誰かが私だと嬉しいですね。
私に頼っていただければ、1人ひとりに合わせたプランニングを行い、全力でサポートしたいです。夜泣きや寝かしつけに悩み、毎日イライラして疲弊しているママたちの助けになりたいと思います。
また今までのInstagramでは、病気についての発信が多かったです。これからは睡眠についても発信の数も多くしていきたいと思います。子どもの睡眠を改善することで、家族の睡眠の質と量を確保して、笑顔で過ごしてほしいです。
そのためにも今後は、乳幼児睡眠コンサルタントとしての活動を今以上に頑張りたいと考えています。この世の中から夜泣きや寝かしつけに悩むママたちをなくせるように活動していきたいです。
hospassを通して読者に届けたいことを教えてください
何か分からないときは、自分で調べることが大切です。
自分でやりたいと決めたことを、自分自身ができないと思わないでほしいです。まずは勇気を出して何事もチャレンジすることが大事だと思います。基本的に、やりたいことをやってみないことには現状は何も変わらないです。
この世の中は、前駆者が優位なため何事も早めに行動した方が成功しやすいと思います。夢を叶えている成功者には、行動力のある方たちが多くいることが現状です。
また、何かを変えたいと思うのであれば自分で調べたり、いち早く行動したりすることが大切だと思います。分からないときに、誰かに聞くことも大切ですが、自分で調べることは力になるのです。もし、調べたことが分からなければ、そのときに誰かに聞けばいいと思います。
自分で分からないことを調べることで、成長のスピードは早いと思いますし、すべての仕事で重要になってくるスキルです。 調べて行動することで得られる経験値は変わってくるので、まずは自分で調べて考えて行動してみてください。
石田 真菜(看護師)
出産後に、子どもの夜泣きで睡眠不足となる。子どもの睡眠を改善をするため、CISA乳幼児睡眠コンサルタントの資格取得。自身と同じように夜泣きや寝かしつけに悩むママたちを助けるために活動している。現在は子どもの睡眠を改善する乳幼児睡眠コンサルタントとして活躍中。