- なおこさんは母親の影響で「栄養や食」に興味を持ち管理栄養士を目指した?
- 子どもとの時間を大切にしたいと思い、フリーランスになった。
- 料理が楽しいと思うことで、家族が笑顔で過ごせる幸せな家庭を増やしたい。
管理栄養士になったきっかけについて教えてください。
ダイエットに興味を持ち「栄養や食」についてもっと知りたいと思いました。
私が子どもの頃から大学を卒業するまでは、母が毎日3食の料理を作ってくれていました。そのため、外食が少ない家庭で育ちました。母の料理のおかげで学生時代は、風邪をひかず健康的に過ごせていました。その経験から「健康には食が大事」だと気づいたんです。
また、母と一緒に料理を作ったり、お菓子を作ったりしていたので自然と料理が好きになりました。小さい頃はとくにお菓子作りが好きで、パティシエになるのが夢でした。
それから「栄養や食」についてもっと知りたいと思うようになったのは、ダイエットに興味を持ち始めたことがきっかけです。さらに、大学生で進路について色々と調べていた際に、管理栄養士という職業があることを知りました。
管理栄養士の道へ進むことを決め、大学へ入学しました。
私が思う大学生は「自由」なイメージでしたが、入学後は国家試験を受けるためのカリキュラムで忙しかったです。1日の授業数が多く、自由な時間はありませんでした。その中で、調理実習は、管理栄養士になるための実技も学ぶことができとても楽しく、印象に残っています。
大学生時代は料理を試作して、美味しいものを作っていくことが好きでした。そのため食品メーカーの開発職に就職をします。
食品メーカーでは、自社の製品をプライベートブランドやスーパーのお惣菜に下ろすことが多かったです。私が開発に携わった商品を、お客様が手に取っていただいたときは嬉しかったですし、やりがいを感じていました。
現在の事業を行うきっかけについて教えてください
料理に関連したInstagramの発信やレシピ開発、料理教室を行なっています。
Instagramで料理動画の制作や投稿を行なっています。また、レシピ開発やzoomでの料理教室を実施中です。
Instagramでは料理の基本を大切にしつつ「料理が苦痛を楽しいに変える」ということをテーマに発信しています。料理の基本を知ることで「栄養バランス、時短、美味しさ」の全部の要素を取り入れることが可能です。
コメントの中には「今までお肉を食べなかったのに、このレシピで作ったら食べてくれました」など嬉しいお言葉をいただいています。
また料理教室では、6ヶ月のコースでマンツーマンの講座を行っています。主にママさんたちに向けて、献立の立て方や時短の方法、レシピに頼らず料理が作れる方法などをレクチャーしています。
毎日料理を作っている中で困ったことや分からなかったことはすぐに聞けて、フィードバックできる環境を整えています。それぞれのご家庭に合わせた料理ができるよう、1人ひとりに寄り添って行っています
その他には、企業様の方から提案された商品を使って、レシピ考案の案件をいただいています。料理が苦痛と感じている方に「ごはん作りって楽しい!」と思っていただけるように活動中です。これからも多くのママさん、そして企業さまのニーズに合わせたレシピを提供していきたいと思います。
現在の事業内容について教えてください
料理に関連したInstagramの発信やレシピ開発、料理教室を行なっています。
Instagramで料理動画の制作や投稿を行なっています。また、レシピ開発やzoomでの料理教室を実施中です。
Instagramでは料理の基本を大切にしつつ「料理が苦痛を楽しいに変える」ということをテーマに発信しています。料理の基本を知ることで「栄養バランス、時短、美味しさ」の全部の要素を取り入れることが可能です。
コメントの中には「今までお肉を食べなかったのに、このレシピで作ったら食べてくれました」など嬉しいお言葉をいただいています。
また料理教室では、6ヶ月のコースでマンツーマンの講座を行っています。主にママさんたちに向けて、献立の立て方や時短の方法、レシピに頼らず料理が作れる方法などをレクチャーしています。
毎日料理を作っている中で困ったことや分からなかったことはすぐに聞けて、フィードバックできる環境を整えています。それぞれのご家庭に合わせた料理ができるよう、1人ひとりに寄り添って行っています
その他には、企業様の方から提案された商品を使って、レシピ考案の案件をいただいています。料理が苦痛と感じている方に「ごはん作りって楽しい!」と思っていただけるように活動中です。これからも多くのママさん、そして企業さまのニーズに合わせたレシピを提供していきたいと思います。
事業に詰まっている想いを教えてください
料理が楽しいと思うことで、家族が笑顔で過ごせる幸せな家庭を増やしたいです。
私は子育て中のお母さんたちから、料理をすることが大変だというお声をよく聞きます。料理を苦痛に感じると、それだけで負担になり辛いものです。
忙しい合間に作る料理を子どもが食べてくれなかったり、文句を言われたりするとイライラすると思います。また、休日も「料理があるから休めない」ということで、生活全体にまで影響すると思うんです。
私は昔から料理をすることが好きでしたが、出産をしてから時間に追われて料理が嫌になる時期がありました。そのような時期を乗り越えることができたのは「料理の基本」が大事だと気づいたからです。
料理が楽しいと思うとともに、料理の負担が減ると心も軽くなり、生活全体が楽しくなっていることを実感しました。料理はレシピだけ見ても上手くはなりませんし、楽にはなりません。
料理とは作ることだけでなく、買い物に行ったり、献立を立てたり、後片付けまでやることがたくさんあります。そのため、料理を総合的に学んで、基本を身に付けることが、料理を楽しくラクにするための近道だと感じています。
料理が大変で毎日献立に悩んだり、レシピ検索に時間を費やす方が多いです。それが原因で料理が嫌いになっている方には、ぜひ私の投稿を見てください。さらに、講座を受けることで、料理のハードルが下がり、楽しいと感じてもらえたら嬉しいです。
料理が楽しいと感じることで生活が豊かになり、自分の自信にも繋がっていきます。そのような方たちを増やして、幸せな家庭を1つでも多く増やしていきたいです。
hospassの記事を通じて伝えたいことはありますか?
自分自身の芯を持つことが大事だと思います。
現在、定職で働いている方の多くは、平日は働いており、土、日曜日が休日です。また、毎月決まったお給料やボーナスがあることで、収入面も安定しています。そのため、会社に守られていると感じて、安心して働くことができることが魅力的です。
私がフリーランスとして活動を開始したときは、自分で自由に仕事の時間を決めていました。しかし、休日も仕事のことを考えてしまうのでメリハリがなく難しかったです。
それでも、私がフリーランスとしての働き方を選んだ理由は「家族との時間が大切」だったからでした。フリーランスとしての働き方に慣れない時期もありましたが、結果的にはフリーランスの働き方で良かったと思います。
また、自分がやりたいと思って、行動していることに間違いはないです。もちろん、周りを見ることで学べることもありますが、何も考えずに流行りに乗ることだけはしないでほしいと思います。
誰かから「何か言われるからこうしよう」などと流されないでください。周りに流されずブレないための、自分自身の芯を持つことが大切だと思います。
自分のやりたいことを明確にして行動すれば、誰でも独立したり、フリーランスになれたりできるのです。みなさんの活動を応援しています。
芹生直子(管理栄養士)
母親の影響から「栄養や食」に興味を持ち管理栄養士を目指す。出産を機に、子どもとの時間を大切にしたいと考え、フリーランスになる。料理を通じて、家族が笑顔で過ごせる幸せな家庭を増やしたいと思い活動をしている。現在は料理に関連したInstagramの発信やレシピ開発、料理教室などで活躍中。