- 楽しそうに働く母の姿に憧れて看護師になった?
- 医療従事者だからこそ伝えたい「食事」の重要性
- 医療に頼ることのない、自立した健康を目指して!
看護師になったきっかけについて教えてください
看護師として働いている母の姿がとても楽しそうでした。
私の母は、看護師として働いていました。幼少期から母が病院で働く姿を見て、楽しそうな表情が印象に残っています。家でも仕事の話をすることが多く、その楽しさが私にも伝わってきました。
そんな母の姿を見ていた私は「私も看護師になりたい!」と、自然と思うようになったのです。また看護の仕事は、人を助けることができる職業であり、魅力的に感じる部分が多かったかと思います。
年齢を重ねるたびに、看護師という職業についての理解が深まっていきました。その中で看護師は、患者さんの命を預かる重要な役割を担う職業であり、責任感が問われると感じています。
さらに病気の予防や治療だけでなく、患者さんとのコミュニケーションの大切さを学びました。知れば知るほど「看護師」という仕事の魅力に、惹かれていくこととなったのです。そして、結果的に看護学校に進学し、看護師としての道を進むことを決めました。
看護学校へ進学してからは、想像以上に忙しかったです。ただ、勉強や実習を通して多くのものを学び、看護師のすばらしさを改めて感じました。
今振り返れば、母が看護師として働いていたことに運命を感じます。私は看護師という天職に出会うことができました。これからも、この出会いに感謝しながら、看護師としての誇りは忘れずにいたいです。
看護師としての活動への想いを教えてください
看護師としての経験から、食事の大切さを改めて感じました。
看護師の国家資格を取得後は、病院やクリニックでの仕事を経験しました。看護師としての活動を通じて、医療における食事の重要性を強く実感しています。
医療現場では病気の治療が中心となりますが、予防医学の視点からも患者さんに対してアプローチできることが重要です。たとえば、栄養の知識をもとに患者さんに健康的な食事を提案することで、病気の再発を防ぐことができると思います。
ただ、多くの人々が医療機関で処方された薬に頼りがちです。しかし実際には、食事改善が病気を予防する大きな手段であり、普段の生活習慣が大きく関係していることを伝えたいと考えています。
私自身もアトピー性皮膚炎に悩まされていました。それでも、食事習慣を見直したことで、食事が身体に与える影響を肌で感じた経験があります。治療の一環として、食事の見直しが重要であることを身をもって体験しました。
また、看護師として活動する中で、家庭を持つママたちの健康をサポートすることも意識しています。家族全体の健康を考えると、まずはママが健康であることが基本です。だからこそ、ママたちに自分の身体を大切にすることの重要性を伝えたいと考えています。
自分自身の健康を優先することが、結果的に家族全体の健康に繋がるというメッセージを発信していきたいです。そして「病気になってからではなく、病気になる前にできることがたくさんある」ということを届けていきます。
現在の事業内容について教えてください。
無添加レシピや分子栄養学の知識を発信しています。
現在は、2024年3月からInstagramを通じて無添加レシピや分子栄養学の知識を発信しています。SNS活動は、私自身が9年間アトピーに悩んできた経験から生まれました。
また、私の息子も乳児湿疹からアトピー性皮膚炎になりかけていましたが、食事改善を行うことで、症状が劇的に改善されたことがきっかけです。食事がアトピー性皮膚炎に与える影響を実感する中で、多くの人が同じ悩みを抱えていることに気づきました。
この経験から「同じ悩みを抱えている人に伝えないと!」と思ったのです。とくに、薬に頼らずに生活できる方法を知りたいと思っている方が多いのではないかと感じました。
そこで食事の改善を通じて、アトピー性皮膚炎だけでなく、ほかの健康問題に悩む方々にサポートを提供していくためにSNS活動を始めました。
Instagramの発信では、無添加の食材やレシピを紹介することを意識しています。また、日常的に知っておきたい栄養に関する情報を中心に発信中です。
これにより、多くのフォロワーが自分の健康に対する意識を高め、生活習慣を見直すきっかけになればと願っています。とくに、ママたちが家族の健康を考える中で「どのような食事が良いか?」を学べる場を提供できていたら嬉しいです。
私自身の経験が少しでも役立ち、多くの方に食事改善の重要性を伝えていきたいと思います。そして、多くの人が予防の重要性を理解することが、私の活動の目指すところです。
事業に詰まっている想いを教えてください
医療に頼らない身体づくりを心がけてほしいです。
私はInstagramでのSNS活動を通じて、予防医療の重要性を広めていきたいです。日本では、病院に依存する傾向が強く、病気になると治療を受けることが当たり前になっています。
予防医療は、アメリカなどでは当たり前の考え方ですが、日本ではまだまだ浸透していません。しかし、病気になる前に自分でできることがたくさんあるということを知ってもらいたいです。
とくに食事の改善がどれほど健康に寄与するかを、多くの人に理解してもらいたいと思います。日常生活の中で健康を維持するための手段として、食事や生活習慣を見直すことが重要です。私のSNS活動が、少しでもその意識を高めるきっかけになればと思います。
また、看護師として活動していることを活かし、医療従事者としての視点からも発信していきたいです。看護師や医療従事者が病院中心の働き方だけでなく、さまざまな場面で活躍できることを示していきたいと思います。
そのためには、これからもSNS発信を続けることは必要不可欠です。SNSを活用した情報発信は、多くの人々にリーチできる可能性があります。だからこそ、多くの人に届けるためにも続けていきたいです。
そして最終的には、健康的な生活を送る人が増え、医療機関への依存度が低くなることを願っています。食事を通じて健康を管理する意識が広まり、より多くの人が健康な生活を送ることができる社会を作ることが、私の理想です。
hospassを通して読者に届けたいことを教えてください
自分の健康は自分で守れる人を増やしたいです!
私には「食事の重要性を伝えたい」という強い想いがあります。日常生活において、食事は非常に重要な要素であり、健康を維持するためには欠かせないものです。
私自身がアトピーに悩んだ経験から、食事がどれほど重要であるかを痛感しました。薬に頼らずに生活するためには、自分に合った食事を選ぶことが大切です。この情報を多くの人に知ってもらい、実践してもらいたいと思っています。
また食事の重要性だけでなく、自己管理の重要性も伝えたいです。実は日常の中で、健康を維持するための手段はたくさんあります。「自分の健康は自分で守ることができる」と理解すると、自分自身の健康を積極的に管理することができるのです。
自分自身を大切にすることは、家族や友人、周囲の人々にも良い影響を与えます。まずは自分を知り、自分の体と向き合うことが、より良い健康を手に入れる第一歩です。
最後に、医療の枠を超えた活動は、医療従事者自身にも新たな視点をもたらしてくれます。医療従事者の方々には、病院だけが働く場所ではないということを伝えたいです。
看護師としての資格や経験は、さまざまな分野で活かすことができる可能性がありますし、私自身がSNSで新たな道を切り拓いてきました。医療の枠を超えて、広い視野で自分のキャリアを考えることができる時代が来ていることを、ぜひ知ってもらいたいです。
一緒に「医療に頼らなくても、生活できる社会」を目指していきましょう。
ありさ(看護師)
看護師の資格を取得後、病院とクリニックを経験。2024年3月からInstagramの発信を開始し、わずか1ヵ月でインフルエンサーになる。現在は、無添加レシピや分子栄養学の知識を中心に「医療に頼らない身体づくり」を目指して発信している。