腰痛をなくし、人生を変える!【宮岡 大樹 / 柔道整復師】

宮岡 大樹(柔道整復師)

腰痛で柔道を思うようにできなかった後悔から、自身と同じような経験をしてほしくないと考え資格を取得。整骨院を開業後は重度の腰痛患者様の施術や、SNSでセルフケア動画を配信している。腰痛が原因でやりたいことを諦めてほしくないという想いから活動中。

記事の見どころ
  • 腰痛で悩んでいた自分と同じ経験をしてほしくないと思い柔道整復師になった!?
  • 腰痛を理由にやりたいことを諦めてほしくない。
  • 全世界で悩む腰痛の方を救いたい!

柔道整復師を目指したきっかけについて教えてください

宮岡 大樹

腰痛から思うように柔道ができず悔しさが残りました。

私は3歳の頃から柔道に打ち込んできましたが、中学生のときに軽度の腰痛を患いました。それでも、柔道が好きで競技は継続したかったので、四国の中でも1番強い名門高校に特待生で進学したのです。

あるとき、私は練習中に背負い投げで腰を回し、腰痛を悪化させてしまいました。ひどいときには、足に力が入らないときもあり、思うように練習ができなかったです。

指導者には腰痛を患っていると言い出しづらい環境だったため、ストレッチなどでごまかしながら練習を続けていましたね。

大会では、毎年全国大会に出場し、1回戦を勝ち抜くのがやっとでした。柔道で日本一を目指し努力してきましたが、大会で納得いくような結果を出せず悔しさが残りました。

宮岡 大樹

腰痛で困っている方を救いたいと思ったのです。

部活を引退後は将来どうしようか悩むようになりました。腰痛の影響から大学で柔道をすることも諦めざる終えなかったのです。3歳からずっと柔道一筋で生きてきたので、やりたいことも思いつきませんでした。

そんなとき私自身、腰痛から思うように柔道人生を歩めなかった悔しさがあり「自分と同様に腰の痛みで夢を諦める方がいなくなってほしい」と思うようになったのです。私の経験から誰かの役に立ちたいと思うようになりました。

そのため、柔道整復師の資格を取得するために専門学校に進学したことが原点となります。

現在の事業を行うきっかけについて教えてください

宮岡 大樹

患者様に動画の方が動きが伝わると考えSNSで発信を開始しました。

2009年に専門学校を卒業しました。その後は、修行でお世話になった整骨院に友人が勤務していたこともあり、ありがたいご縁で就職しました。働き始めてから、お客様の身体の不調を治せないことに「なんで治せないんだろう」と落ち込むこともありましたね。

その後は、2014年まで香川県の複数の店舗に勤務し、結婚を機に地元の父親が営む整骨院に勤務することになります。その後1年間働き、父親の整骨院の隣に、重症の患者様を診ていくという形で「みやおか整体治療室」を保険外診療で開業しました。

腰痛を改善するためには、正しいセルフケアの動作を身につけることが大切です。当院で最初は、プリントを見ていただきストレッチを行っていました。しかし、実際に自宅でセルフケアを行っていただくと動き方が伝わらないことが多かったです。

自宅でも効率よく、わかりやすく伝えるために、動画の方が動きが伝わると思いYouTubeを始めました。編集も独学で行い、同職のバズっている方たちを真似するように試行錯誤を繰り返したのです。

その結果、動画を一般公開してみたところ色々な方が観てくださり、コメントをくれたので需要があることに気づきました。そこから、色々なセルフケア動画を発信し、現在はInstagramで約7万人のフォロワーがいます。

現在行っている事業について教えてください

宮岡 大樹

重度の腰痛患者様の施術や、SNSでセルフケア動画を配信しています。

2023年3月に整体院を移転し「整体院大希-DAIKI-」を開業しました。腰痛専門整体院や病院で見放された重度の腰痛患者の施術を行っています。また、InstagramやYouTubeなどでセルフケア動画を配信中です。

当院のコンセプトは「体の塾」だと思っていただきたいですね。初めて来院された患者様にどうなっていきたいか目標の設定から行っています。その目標を達成するために「このように体を動かしていきましょう」などカリキュラムを組むのが特徴です。

腰痛の原因は腰自体にはありません。痛いところはそこの部位が悪いから痛みがでているわけではないのです。結果的に痛いと感じる部位に負担がかかり、痛みとして知覚しています。そのため、腰自体をマッサージしたり、電気治療を行ったりしても意味がありません。

主な原因としては、そこに負担をかけるような生活習慣になってしまっているのです。私が原因を理解し、痛みを取り除けばいいのではなく、患者様自身が「なぜ腰がいたくなるのか?痛みを繰り返すのか」理解していただくことが重要になります。

慢性的な痛みは私の施術を受けるだけでなく、生活習慣や姿勢、考え方を変えていく必要があるからです。当院では原因に関するセルフケアだったり、正しい動作だったりをしっかりとお伝えさせていただきます。

腰痛から人生を制限されてしまうのはもったいないです。だからこそ、患者様自身が学ぶことで、痛みの予防を行うことが大切となります。腰痛を繰り返さないための体づくりを一緒に作っていきましょう。

事業に詰まっている想いを教えてください

宮岡 大樹

腰痛でやりたいことを我慢している方を救いたいです。

当院に来られる患者様は腰痛で悩んでいるわけではないと思います。痛みが原因で何かやりたいことができず悩んでいる方が多いです。また、腰痛からやりたいことを諦めてしまっている自分自身が嫌になっている方もいます。

このような方たちに対し、私は腰痛でやりたいことを我慢したり、夢を諦めている方を救いたいと思うことが原動力になっていますね。

痛みは表面上の悩みですが、当院は「腰痛で何に困っているか」「腰痛が改善したら何をやっていきたいのか」を丁寧に聞くようにし、その思いを大切にしているのです。

また、私自身が犬や猫が好きなこともあり、お店の売り上げから保護団体の方に寄付させていただいてます。人間は犬や猫に癒されているので、犬や猫たちの方も癒されてほしいと願っているのです。

そのために、私自身、犬や猫にも施術できる技術を習得していきたいと思います。この活動も継続し、いずれは地球上の全ての生物が幸せになってほしいです。

  今後の活動としては、まずは目の前のことに集中し、私の育った愛媛県から腰痛をなくしていきたいと思っています。ただ、私1人では限界があるので、愛媛の各場所に店舗を展開していきたいです。いずれは四国全体に展開し、腰痛をなくしていこうと思っています。

事業を通じてどのように社会に影響を与えたいですか?

宮岡 大樹

セミナーで仲間を増やし、全世界の腰痛をなくしたいです。

日本は腰痛大国と言われており、4人に1人は腰痛を患っていると言われています。腰痛が原因で、離職をする方が増えている現状があり、転職先の人間関係や環境が合わず辞めてしまう方もいるのです。そのような方たちが気分が落ち込み、家に引きこもるケースもあります。

これは日本にとって大きな問題で、国の損失です。そのため、腰痛をなくす活動が必要だと信じています。しかし、やはり一人の力だけでは限界があるため、私が行なっている活動を各地で行う必要があるのです。

そのような人材を増やすためにセミナー活動に力をいれ、自分と同じような志しを持った仲間を増やしています。その方たちがそれぞれの場所で施術を行うことで、愛媛や四国にとどまらず、全世界の腰痛をなくしていけると考えているのです。

今後はセミナーの回数を増やすことで多くの仲間と、腰痛に悩んでいる方を救っていければと思います。 

宮岡 大樹

あなたが1歩勇気を持って踏み出し、2歩目からは私がサポートします。

私から腰痛に悩んでいる方に伝えたいことは、まずは、しっかりとチャレンジして諦めてほしくないということですね。私にどんな風に悩んでいるか、今後どのような自分になっていきたいのか教えてほしいです。それを私は解決していきたいですし、色々な提案もできます。

私の手の届かないところであれば、県外の様々な腕のいい先生を紹介もできます。痛みをそのままにせず、一緒に解決させていただきたいです。まずはあなた自身が勇気を持って1歩を踏み出し、そこに2歩目から私が寄り添いサポートするので一緒に乗り越えていきましょう。

取材記事を掲載したい方へ