- 医療は本質ではなく、根本的な解決にならない!?
- 自分の幸福が不明瞭となり、沖縄に移住した!?
- より手軽に、より楽しく本質的な体への投資ができる社会にしたい!
薬剤師を目指したきっかけを教えてください

薬で体に変化を起こせることが、面白いと感じました。
高校生の頃、私の周りには医者や薬剤師などを目指す方が多く、医療の話題が身近にありました。
その中でも、薬自体は小さな粒ですが「体に変化を起こすのがとても面白い」と感じたのです。その薬への興味がきっかけとなり、最終的に薬学部を目指したいと考えました。
大学に入学後は、実習で忙しくバイトをする時間がありませんでした。金銭的に「どうしようかな」と思いましたが、イベントの企画運営を始めようと考えました。そのときに夢中で行った企画構成や集客を今でも鮮明に思い出します。
最初は稼ぐことを目的にイベントをする予定でした。しかし、開催後は誰かが私の作ったサービスを喜んでくれることが楽しくなったのです。
今思えば、この出来事が学生時代で一番のいい経験になりました。その経験があったからこそ、現在の事業やサービスづくりに影響していると思います。
これからも、原点はここにあります。私の作ったサービスで、どこかの誰かが喜んでくれるサービスを生み出していきたいです。
現在の事業内容を行うきっかけについて教えてください

医療は本質的でなく、根本的な解決につながらないです。
私は学生時代から医療や、ヘルスケアのあり方に疑問を感じていました。とくに医療自体が対症療法に偏りすぎており、病気に罹患してからは薬を内服したり、手術をしたりすることが多いです。
昨今は疾病構造の変化により、生活習慣病の割合が増えてきました。病気になってから、症状を治していることが現状です。このことから現在の医療は本質的ではなく、根本的な解決につながらないことが多いと感じています。
また、現代人の多くはストレスや生きがいなどで悩み、病気に罹りやすく幸福度の低下にもつながっているのです。そこで、働き方が変われば人の健康や幸福度は向上すると思い、組織コンサルティングに興味を持ちました。
学生時代にはインターンに行き、組織コンサルティングは非常に意義深い仕事だと感じました。しかし、自分自身が仕事に追われ、自分の幸福が分からなくなってしまったんです。
自分を見失いかけたとき、私のサービスで誰かが喜んでくれた学生時代の記憶が蘇りました。再び自分で色々とサービスを作って誰かを喜ばせたいと考えに至ったのです。

病気に罹患する前から予防できることがあると確信しました。
自分自身を探すため、とりあえず「自分が今住みたい場所に住もう」と考え、沖縄に行くことを決意し移住しました。沖縄では調剤薬局に就職し、とにかく色々な経験をするため、積極的に行動しました。自分の得意なこと、不得意なことを必死に探し続けたのです。
そこから「ヘルスケアとは」や「幸福とは」について、さらに深く考えるようになりました。ハーブや漢方、アロマ、東洋医学、トレーニングなど体や、それに作用する物質を体系的に網羅的に勉強しました。
副業としてダイエットのコンサルティングや健康相談を始め、病気に罹患する前から予防できることがあると確信し、独立を決意したのです。
現在の事業を教えてください

現在はオンライン習慣改善サービスの運営や、well-being関連でSNS発信をしています。
2023年にダイエットコンサル事業で独立し、2024年「オンライン習慣改善サービスiHabit」のサービスを開始しました。iHabitはオンラインで総合的な生活習慣を改善することで、疾病予防、ダイエット、アンチエイジング、脳機能アップなどを支援するサービスです。
生活習慣を改善するためには、自身の生活スタイルの延長線上で継続していくことが大切になります。iHabitは普通のジムとは違いオンラインでできるため、誰でも簡単に始められ、習慣化できるのが特徴です。
また、習慣化するためには、ハードルを下げることが大切です。私たちは心理学など、科学的な見解に基づき習慣をつくるノウハウを持っています。顧客の性格や、ライフスタイル、目標などを加味して、個々にあった習慣や、コーチングを提供できるところが強みです。
オンラインではマンツーマンで1年間サービスの提供をさせていただいています。人の習慣化にはそれぐらいの長い期間を要しますし、四季ごとの習慣術を指導しています。
サービスを受けた方たちからは「痩せる」だけでなく「疲労感がなくなり、仕事がはかどる!」「身も軽く、便秘、頭痛解消!」といった喜びの声をいただいています。本質的に体が変化している証拠です。
そのほかに、科学的な根拠に基づくヘルスケアを広められるようSNSで発信中です。Instagram、TikTok、Voicyなど合わせ、総フォロワー数は13万人程度います。
みなさまに健康や美容、ダイエットなどの正しい知識を身につけていただき、日本人のヘルスケアや幸福の底上げをしていきたいです。健康な心身で、一緒に人生を楽しみましょう!
事業に詰まっている想いを教えてください

より手軽に、より楽しく本質的な体への投資ができる社会にしたいです。
私は人生の全ては体こそが資本で、体が起点になっていると考えています。現代では、体に起こる問題の本質は生活習慣です。大半の方が生活習慣といえば疾病予防をイメージしますが、私は「根本的に体をを変える」ことに繋がると考えています。
生活習慣を見直すことで様々なメリットがあります。食事、睡眠、運動、姿勢などを変えることで、ダイエットだけでなく、脳の機能を高めることができます。このことは、仕事の生産性や対人関係のストレスにも強くなる効果が期待できます。
美容面では美容液などでは得られない、体の組成が代わったり、心肺機能や血流改善により、根本的なビジュアルの変化が起こったりします。
このように健康や美容、能力アップなど、全ての事柄に生活習慣が大きく関わってきます。毎日の積み重ねは、良くも悪くも僕たちの体を最も変えていくのです。
ただ、本格的に生活習慣の改善をしようと思うと、知識的なハードルや、労力のコストによりハードルが高くなります。
そこで私たちの会社が仕組み化しご提供することで、ハードルを下げ、より手軽に、より楽しく本質的な体への投資ができる社会にしたいです。
今後は、今以上に人が病気に罹らないような仕組みを作っていきたいですね。事業やSNSを通じて、日本のヘルスケアと幸福を底上げできる仕組みを淡々と作っていこうと思います。
多くの方に「あのサービスに出会ってよかったね」とどこかのタイミングで思ってくださるよう精進していきます。
最後に読者に伝えたいことはありますか?

生活習慣を改善することで、人の人生や、国家の運命すら変えていきたいです。
私は生活習慣を変えるには「意識」と「環境」の2つの問題が大切だと考えています。どちらもSNSを使うことで、大きな影響を与えることができるのです。
知識はいずれ意識に変わっていきます。周りに健康意識が高い人がいない人でも、SNSを見ることで「あいつも今日運動頑張っているんだ」「食事に気を遣っているんだな」と視覚から、脳の意識を変えることができます。つまり、環境にさえ影響を与えられるのです。
日本人の生活習慣が変われば、生産性や、幸福度の低さについてもアプローチできます。この活動を淡々と続ける過程で、日本という国家の命運すらも変えていけたら最高ですね。

行動してみないとやりたいことは分からないです。
私は「何をしたらいいか分からない」と相談を受けることがありますが、そんなものは、行動してみないと分からないと思います。天から降ってくる物でも、誰かから与えてもらうことでもないと思います。
私たちは普段の生活では「これやりなさい」など与えられ、育つ環境にいます。何か始めて「自分は何が得意なのか、不得意なのか、どんな役にたてるのか」を行動しながら考えていけばいいのです。その結果、自分ならではの、素晴らしい価値が見えてくると思います。
行動していると、脳科学的にも、恥ずかしいと思うことも慣れてくるので、とにかく行動してみたら良いと思います!
Honami(薬剤師)
自分の幸福が不明瞭となり、沖縄に移住。ヘルスケアや幸福について学び独立する。現在はオンライン習慣改善サービスの運営や、well-being関連でSNS発信をしている。より手軽に、より楽しく本質的な体への投資ができる社会にすべく活動中。