「適度なお酒は体に良い」と今まで何度聞いたことでしょう。
個人的にお酒はあまり好きではなく、
お酒の場はほぼコーラかジンジャエールで
済ますわけなんですが
今回の論文を見つけてさらにお酒の必要性を
あまり理解出来なくなった気持ちです。
では早速紹介していきます!
日本で推奨されている飲酒の適量
今までの話では
1日に純アルコール20gが良いとされており
心疾患のリスクが下がると言われています。
適量に関しては以下の量を参照ください。
- ビール(アルコール5度):中瓶1本(500ml)
- 日本酒(アルコール15度):1合(180ml)
- 焼酎(アルコール25度):0.6合(110ml)
- ウイスキー(アルコール43度):ダブル1杯(60ml)
- ワイン(アルコール14度):1/4本(180ml)
- 缶チューハイ(アルコール5度):1.5缶(520ml)
だそうです。
しかし最近出た研究を観ると、
「お酒の効果は遺伝子による」と説明されていて
これがまた面白いです。
研究内容
ヨーテポリ大学の研究
心疾患の患者618人、健常者2912人を対象
全員に対して日常的の飲酒量を調査しグループを分け
遺伝子型のチャックを実施し、変化を調査した。
- 飲酒量が少ない(男性:6.5g以下、女性:3.2g以下)
- 飲酒量が中等度(男性:13.1g未満、女性:6.3g未満)
- 飲酒量が多い(男性:13.1g以上、女性:6.3g以上)
研究結果
B2B2遺伝子型を持つ対象者は、
中等度の飲酒で少量の群よりも、79%心疾患リスクの低下が見られた。
B1B1またはB1B2遺伝子型を持つ対象者は、
飲酒量で健康指数に関連は見られなかった。
上記のような結果になりました。
B1やB2はコレステロールに関与する遺伝子であり、
B2B2は生まれつき善玉コレステロールの数値が高くなる傾向らしい。
要するに、元々心疾患のリスクが低い人は飲酒で相乗効果が見られ、
それ以外には効果がない。っということ。
研究としてはB2B2遺伝子型は全人口約20%であり、
一部の人が当てはまるという形ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
飲酒での健康方法は遺伝子型がハマった人にのみ適応され、
かつ飲酒量は中等度(缶ビール1杯程度)であれば、心疾患リスクなどを抑える事ができる。
この辺りでしょうか。
ちなみにこちらも人口の割合で調査されており、
全人口の6%が該当するとのことです。
以上。私としてはさらにお酒を飲む理由が無くなった記事でした。
それではまたー!
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