ー 井上さんが看護師になった理由は?
私が5歳の時に、祖父が亡くなったことがきっかけです。
その時に近くにいたのが看護師で、それ以外の職業を知らなかったんです。
なので、漠然と看護師になろうと5歳の時に思いました。
そこから、全く気持ちがぶれることなく、看護師になった感じです。
あとは、医療のドラマの影響もありましたね!
「ナースのお仕事」とか好きでした(笑)
身近な人を救える看護師になりたいと思ってました!
ー 実際に看護師として働きだした時の理想と現実のギャップ
初めは、全て助けられるカッコいい現場だと思っていた自分もいました。
けれど、現場は本当に忙しすぎて、楽しいとかカッコいいなんて言ってられなくて・・・
救急の現場でも、助けれる命を救うこと、常に優先順位が求められる苦しい場面が多かったです。
ー 現場でやりがいを感じる瞬間
私のいる病院は、災害に強い病院でした。
そのため、DMATであったり、急変対応の出来る看護師になりたいという目標がありました。
なので、1年目で救急に配属になり、ICUも経験しました。
やっぱり、救急の現場にいるので急変対応が出来るようになった時が一番楽しいと思える瞬間でしたね。
急変で運ばれてきた患者が、最後は歩いて退院していく姿を見れると、とても感動します。
ー 井上さんの今後の展望は?
やっぱり看護師は続けていきたいです。
でも、救急の現場はあと2~3年で辞めるかなとは思います。
今は、美容外科にも少し興味があって。
女性に対して何かしていきたいと言う思いと、ある程度忙しくて給料のいい所がいいなと思っています。
あとは、綺麗な職場で働くのも憧れています。
ー 転職を意識し始めたのはいつ頃からですか?
転職は1年目の時から意識してますね。
看護師1年目の時は本当に毎日、毎日辞めたくて。
転職サイトを毎日見ることが私の希望でした。(笑)
ー 1年目の時に特に辛かったこと
先輩達が皆出来る人ばかりで、そこをベースに見られることが辛かったです。
毎日、やっていることを覚えて行動しているはずなのに、
先輩達が出来すぎるが故に、自分の成長があまり感じられなくて不安やプレッシャーは常に抱えていました。
なので、勉強は毎日してました。
ー 現場に出てからはどんな勉強をしていましたか?
基本的には、行ったこと、学んだことの復習です。
その人の検査データや疾患を調べて、何が異常かどんな症状が出るかは絶対に分かるようにしておいています。
ー 井上さんが、今の医療現場に対してやりたいことはありますか?
後輩達が働きやすい環境を作りたいです。
私が、人間関係や職場の環境で毎日が苦しかったので、後輩達に同じ思いをさせたくないです。
なので、気軽に相談できる先輩でありたいと思っています。
めっちゃバカにされる先輩でもいいと思うんですよ(笑)
チームとして、明るい現場を作っていきたいと思っています。
ー hospassを通してやりたいこと
同じ医療者同士なので、悩みを共有したいですし、夢を共有したいと思っています。
hospassの取材も行いながら、多くの医療職者に触れながら、自分のワクワクも高めていきたいです。
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