看護師が教える〜本当の手指消毒薬のやり方〜

こんにちは。ナースぐっさんです( https://www.instagram.com/nursearuaruvol.2/

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今回は、本当の手指消毒のやり方を紹介したいと思います。

コロナウィルスが流行り、医療現場だけでなくスーパーや飲食店でも手指消毒薬が置かれるようになりました。

ですが、みなさんの消毒のやり方を見ていると不十分だったり、「やり方がわからない。」と聞かれる事もあったので簡単に紹介したいと思います。

指が手の中で1番汚れが多い

手の中で1番汚れやすいのが指になります。特に爪の間の汚れが落ちにくく、気をつけないと汚れが残ります。

病院の手術室でも爪専用のブラシがあるくらい洗い残しが多い箇所になります。

約25%の洗い残しがある

正しいアルコール消毒法を使って、「手指消毒をしなかった人」は「正しい方法で消毒した人」と比べ爪先や根元が約25%汚れている。という検査結果もでています。

正しい手指消毒のやり方

①ノズルがあるタイプはいっぱいまでプッシュし手のひらに消毒液をためます。約3mlですが100円玉くらいの大きさが目安です。

②指先から消毒液につけます。

③もう片方の手に消毒液を移します。消毒液の量が足りない時は追加してください。

④同じようにもう片方の指先から消毒液につけます。そして、手洗いと同じように手のひらをこすり乾くまですり込みます。

まとめ

消毒の前提として、目に見える汚れは手洗いで落として消毒薬を使わないと十分な効果がえられません。手を洗える環境がある場合は、手洗い+アルコール消毒をするとより効果的に除菌できます。

手指消毒は液体をつけて乾くまでこする事。というのはみなさん知っていると思いますが、それにプラスして今回の“爪先”を意識してみてください。

最後に、緊急事態宣言も明け外出する機会も増えてくると思うので携帯用のアルコール消毒薬を持つのも良いと思います。手が洗えなくても手指消毒するだけで、除菌効果は得られます。

ナースぐっさんでした。

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