人と人を繋ぎ、医療現場に貢献していきたい。【横山英理子 / 看護師】

横山英里子(看護師)

看護師として働いたのち、人材紹介会社・在宅医療・コンサルティングなど様々な経験を活かし
現在は株式会社ライフポイントを経営中。
商品開発やマーケティングも今後は注力していく。

医療職なろうと思った経緯を教えてください!

明日死ぬかもしれないと思ったんです。それが看護師になるきっかけになりました。

高校までぼんやり過ごし、何となく受験しようと4大学文学部という

かなり無難な道を目指して受験勉強をしていました。

進学校だったのでそれなりに勉強はしていましたが

大学受験当日に体調不良になり廊下で意識不明に。

その後、目覚めたときは大学受験は終わっていたんです。

受験勉強で免疫が下がっていたからか

重症化していて主治医から「会いたい人があったら、呼んでもらうから」と言われて

【死】という言葉が現実として目の前に突きつけられました。 その後回復し

その時に主治医の勧めで看護師への道に興味が出て

退院日に病院付属の看護学校の願書をもらいに行きました。

看護学校はバイトで授業料をまかないながら

やっとの思いで卒業し国家試験も合格して、看護師になることが出来ました。

実際の現場に出てからはどうでしたか?

最初の頃は先輩との人間関係で多く悩みました。

なんとなく内科志望でしたが、最初の配属は胸部外科でした。

プリセプター(先輩看護師)との人間関係などで悩み、1年で最初の病院を退職し

その後フリーターとしてコンビニで働いたのちに

友人からの勧めで認知症専門病院にて看護師に復帰したんです。

その後看護師5年目で転職活動をしたときの経験から

10年目に医療職専門の人材紹介会社に転職しました。

母の看病がきっかけで、人生の最期の方に関わることが多い在宅医療の業界へ行き。

現場だけでなく、法人内の開業支援などコンサル部門も経験しました。

その後上場企業との合同プロジェクトにて訪問看護立ち上げ事業など様々な新規事業に携わり。

2018年株式会社ライフポイントを開業しました。

実は結構転職を繰り返していたんです。なかなか笑

開業に至った想いを教えてください!

今は現場にはいなくとも、医療関連の仕事をこの先もずっとしていきたい!


私は看護師の仕事はすごく好きだと思います。

今は現場にはいなくとも医療関連の仕事をこの先もずっとしていきたいと思います。

起業したのは2つの想いがあって

医療の現場での経験を活かした仕事をもっとできるのではないかと可能性を感じたことと、

家庭とのバランスを自分でコントロールする働き方がしたかったからです。

3つ展開している事業のうちの1つに結婚相談所がありますが

私にとって結婚は違う人生を歩み出したような新鮮な経験でとても想い入れがあります。

多く事業を展開していく中で、大切にしていることは何ですか?

どんどん挑戦することが好きなんです!

私の資質は、どんどん新しいことをみつけてビジネスにしていく事だと思います。

リスクも考えてバランスをとっていければといつも考え行動しています。

おかげさまで今まで様々な人とのご縁でお仕事をさせて頂きました。

楽しい事ばかりではなく、不整脈が出そうなぐらい悩んだ時期も経験しましたが、

今後も私はご縁を繋いでお仕事をしていきたいです。

何かをつなぐのが好きなので

今後20代や30代の同じ医療介護系の人たちとコニュニティーを作り

医療現場に還元できる商品開発やマーケティングなどをやってみたいです。

社会に残して行きたいことはありますか?

医療職の方に少しでも気付きを与えられる存在になりたいと思ってます。

医療介護者は離職率も高く、メンタルヘルスが阻害される事が多いです。

緊張感の高い業務や、職業を選ぶ人の元からの性格が優しいのもあるでしょう。

仕事に悩んだ時に、「他の選択もあるとなんらかの可能性」を感じてもらえるようにしたいです。

また最近では【ブルーリングプロジェクト】という

医療従事者にエールを送るプロジェクトも行って、100件のコメントと動画を集めました。

このような形で医療を別の視点から支えて行けたらと考えています。

そんな活動的な横山さんのエネルギーはどこから来てるのでしょうか?

4歳と7歳の娘がいるのですが、彼女たちが自分の仕事を考えるようになった時に

楽しく生きていける選択をしてもらえるように、自分が輝いている事です。

彼女たちは今「看護師さんになりたい!」と言ってくれています。笑

でも、彼女たちのイメージする看護師さんは私の今の仕事を見て言っているのです。

クリニックの開業コンサルの時に先方の許可が出たら一緒に現地に行ったりしています。

どういう風に見えているのかなあ・・・・とクスッと笑ってしまいます。

彼女たちが成人する頃には、今ある仕事は半分以上変わっているとさえ言われています。

私も、今とは違うことをしているかもしれません。

どんな選択でも、自分の選んだ道を楽しみながらやっていきたいです。


↓株式会社ライフポイントのHPはこちらから

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