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健康で豊かに過ごせる世の中を創りたい。【齋藤 拓海 / 理学療法士】

齋藤 拓海(理学療法士)

急性期の病院で理学療法士として勤めたのち自身のサロンを開業。
アトピーや妊活についても発信している。

ー 齋藤さんが理学療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!

怪我した時にお世話になったのが理学療法士さんでした。

幼稚園から高校までサッカーをやっていて、左膝の怪我をしたときに理学療法士に出会ったのがきっかけでした。

元々は人のためになる仕事がしたくて介護士を希望していましたが、たまたま怪我の治療で担当してくれた人が、高校のOBだったことも影響して 

手術とリハビリが終わってからすぐに理学療法士になることを決め、さっぱりと部活もやめて、進学に向けての準備に入りました。 

ー 実際に資格を取るまで、勉強は大変でしたか?

僕は超文系だったので、大学に入って物理を始めたくらいだったんです。

初めての受験勉強が国試で勉強の仕方も進め方もわからず、テストも20何教科もあったので「何から手を付けよう!?」という状態になりました。

その中でも、コミュニティや仲間のおかげで乗り越えられたというのがあります。

自分1人では絶対に無理だったと思います。アルバイトが終わってから、友達の家に行って一緒に勉強してもらったり、ファミレス夜通しをしたりなど、遊びながら勉強していました(笑)

ー 最初は病院に就職されたのですか?

新卒の最初は思うようにいかないことが多かったですね。

3〜4年生の時に2か月ほど行った実習先で憧れた先生がいたんですけど、その方が大学のOBで。

そこの病院を初め希望したのですが、その先輩は同じグループの新設の病院に移るということで、その病院を勧められて。

オープンは9月だったので、それまでの半年は大もとの病院で研修をしてから異動する予定でした。

普通じゃない話なので、腹を括って入ったのにもかかわらず、入職して1か月で結局異動はなくなり…!働き始めるまで二転三転し翻弄された経験があります(汗)

ー 病院で働き始めてから感じたこと

「病院に来るのに人って治らないんだな」というのが第一印象でした。

急性期でリハビリに携わって、人に喜ばれる経験退院できるまで疾患が良くなる方もいましたが、一方で入退院を何度も繰り返す人もいたり…

理学療法士はドクターの指示のもとしか動けないので、自分が思ったように動くことができないもどかしさを感じましたね。

最初は働ける楽しさがすごくありましたし、患者さんのために仕事が出来ている喜びもあったのですが、働いていくうちに縛りの強さや自由度の低さを感じ、自分の満足できるものが提供できているのか?と考えるようになりました。

人のためにできる仕事だと思って入ったのに、半分以上はネガティブ要素で、現場だと無力感を感じてしまい….。急性期だと関われる期間が短いので、その人の人生レベルでずっと関わっていくということができなかったんですよね。

2年くらい働いてからなんとなく違うのかな、この環境は合わないなと思うようになりました。

独立に向けてのステップ

もともと人が病気にならないとか、転ばないための”予防”をメインでやりたいと思っていたのですが、急性期の病院だとすでに病気になった人しか診ることが出来なかったんです。

「予防」というものをもっと広めたいという思いで院外活動も始めましたが、やっぱり制限が強く、バックに会社があるとなると、ありがたいことではあるのですが病院が邪魔になっていったんです。

自分が良いと思っている生活指導も病院だと出来ない。

自分の大切な人達を守れるようになるためには、病院を出るしかないなと思いました。

そんな時にちょうど大学の先輩の知人に自宅で出来るサロンという方法を聞いて、色々教えてあげるからどう?というお声をもらったので、

次の日にはもう「辞めます」と言って病院を退職しました

それって、めちゃめちゃ行動力ありますね!!

決めたら行動早いんですよね(笑)

ー サロンを初めてすぐに上手くいったのですか?

最初からは人は来ないというのが現状でした。

初めは周りの友人達で身体の悩みを持った人に対して、ボランティアで施術やアドバイスをしたら喜んでもらえて、段々とその友人達に「お金を払うよ」と言ってもらえるようになって、気づいたら毎月来るようになっていて、

そこから今度は悩みを持った知人を紹介してくれるように…

という流れで、2年くらい経て徐々に人が増えていきました

ー 実際にサロンをやってみてのギャップや成功体験

みんなしているようで知らないことって結構あるんですよね。

病院の時は医師の指示のもと、高齢者や疾患を持った人に対しての施術でしたが、サロンで実際に来るお客さんの悩みはというと、肩こりなどの皆が抱えているようなレベルのものが多くありました。

しかし、そういう方達に対してもしっかり喜んでもらえたのは、病院では絶対に得られなかった経験ですし、今まで学んできたことで十分社会に還元できるものなんだなと思いました。

最近ではニュースなどで食事や運動の情報が流れているので、医療職の持っている知識もみんな知っているのかなと思っていたのですが、いざお客さんに伝えてみるとわからない人が大半だったんです。

サロンでただ身体を見るだけでなく、誰にでも通用する健康の知識を分かりやすく伝えるという、還元の仕方ができると分かったのは、成功体験のひとつかなと思います。

ー 今後の展望やビジョンについて 

「アトピー」と「妊活」について発信を増やしていきたいと思っています。

実は、就職して1年目で自分自身がアトピー性皮膚炎になったんです。

全身掻きむしるくらい痒くて、毎朝血しぶきが出ますし、お酒を飲んでも紫外線が当たっても痒くなるので、常に長袖を着ていて夏でも半袖が着れませんでした。

そんな中、薬に頼らず自分の免疫力をあげて身体の中を綺麗にしたことで、症状が出なくなったという経験をしたんです。

同じようにアトピーで苦しんでいる人が沢山いますが、薬に頼って皮膚がボロボロになっている人がものすごく多いんです。

それは「薬に頼らなくてもアトピーは良くなる」ということが知られていないからだと思うので、アトピーで苦しんでいる人達に対して、色んな選択肢があるということをもっともっと伝えていきたいと思っています。

また、妊活の分野では長期的なビジョンとして”男性も妊活を理解できるような時代にしたい”と考えています。

そのためには、男性が向き合えるような環境を作らないといけない。「妊活=女性」みたいな風習がなんとなくありますが、不妊の原因の5割は男性というのが事実です。

妊活というのは家族を持った人の多くが通っていくステップなので、男性が妊活や女性の身体メカニズム(生理周期、ホルモンバランスなど)を発信をしていって、”授かるためにはこういうことが必要だよね”と男性も率先して取り組めるような社会にしていきたいです。

まだまだタブーのような風習が残っているので、それを変えていきたいと思います。

ー 斎藤さんが最終的に目指すのはどんなところですか?

「健康でいられる。」このことが全てだなと考えています。

これまで自分の身内でも沢山病気にかかる人を見てきましたが、人生100年時代と言われる中で、「健康」って何をするにも大事だと考えていて。

例えば旅行に行くにも、半身麻痺や車椅子で行くのと健全な状態で行くのは、行動の制限が全然変わってくると思うんです。

どんな手段であれ、「みんなが健康でいて豊かに過ごせる世の中」を作っていきたいです。

ー hospassを通じて実現したいことは?

医療職でここまでアクティブに動いている方が集まった団体ってあまりないと思うので、みんなで一般人でもわかる健康知識を伝えていったり、1人1個強みを持っている集合体として、1人の強みを全員で応援したり、それに乗っかったり支えたり…

みんなの活躍を応援したいですし、自分も引っ張っていけるような存在になりたいですね。

「こういう医療職の人達がいるんだね」というのが当たり前になる時代を作れたらと思います!!

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