病院の外には広い世界があることを、もっと知って欲しい。【飯田祐吾 / 理学療法士】

飯田祐吾(理学療法士)

理学療法士として回復期・訪問リハビリテーションを経験
多くのビジネスに挑戦し、現在も沢山の事に触れ挑戦中を継続している。

はじめに、医療職になったきっかけを教えてください。

自分の怪我が原因で、理学療法士さんに診てもらったことがきっかけです。

自分は幼稚園の頃からサッカーをしていて、サッカーで高校に推薦入学したんです。

ですが怪我も多くて、その時に治療してくれた理学療法士さんがきっかけ

ちょうど将来を考える時期になっていたこともあり

スポーツにも関われるなら、理学療法士がいいな。

って思って、理学療法士の大学に進学しました。

学校生活での思い出はありますか??

ほんと切磋琢磨して勉強したな。って思います。

学校生活はとても充実した日々でした。

勉強量はかなりあったものの、友達と飲んだり遊んだりメリハリのある生活だったので

本当に切磋琢磨できる仲間5、6人くらい一緒にいて

その仲間内で学年のテスト順位トップ3を争ったりして楽しかったですね。

実習もとても充実していました。

レポートは多く大変でしたが、患者と触れ合うことの出来る環境はやはり楽しかったですね

卒業後、就職してからはいかがでしたか?

何よりも自分の将来を考えるようになったことでしょうか。

最初はスポーツに関わりたくて入った理学療法士の道ですが

勉強して行くと、高齢者との関わりが多くなってきたんです。

実習でも高齢者の担当をすることが多く、社会的に少子高齢化が進んでいる事を実感しました。

その中でも脳卒中の方と関わることが多くて

新卒では中枢神経疾患のリハビリテーション病院に入職しました。

病気をすると多くのことを考えることになるんだな。って思いました。

仕事とか介護とかその他諸々の手続きも含めて

家族が助けてくれる人もいれば、そうじゃない方もいて

1人1人違う関わりが見えて、多くのことを知れたのが良かったですね。

臨床でかかえた疑問もあったとお聞きしました!教えてください!

プライベートが充実してないって思ってしまったんです。

特に仕事が嫌いになったわけではないんですが

年数が増えると自然と業務が多くなり、なかなか帰れなくなっていったんです。

日頃から多い業務量の中だったのですが、加えて新人の教育やリーダー業務なども行うようになり

仕事だけで手一杯になって、このままでいいのかなあ?っと

漠然な不安を抱いたことがあって、そこからいろんなことに挑戦しました。

いろんなことに挑戦というと具体的には?

まだ自分の中で「これだ!」っというものはないんです。

いろいろなことに挑戦していますが、未だに「これ!」というのは見えていないんです。

まずは多くの人や多くの物事に触れて、沢山の経験をしよう!っと思っています。

理学療法士しか知らなかったので、外の世界には多くのビジネスがあって

自分にはどの仕事があっているのか、今も探している最中です。

hospassを通して伝えたいことはありますか?

医療の世界の外でも、いろんな人がいるんだよ。って伝えたいです。

今まで医療職の人多く会ってきたのですが

話を聞いた時に、hospassさんのコンセプトと同じで

病院だけが全てじゃないし、もっと広がった世界もあるんだよ!っと言いたいです。

働き始めて色々悩んでいる人も多くいると思うので

ほんのちょっとでもきっかけになるように、増やせればなって思っています。

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