はじめに、阿藤さんが理学療法士になるまでの経緯を教えてください!
自分も怪我することが多くて、その時に理学療法士の方にお世話になったんです。
元々高校の時にクラスのコース分けで【大学進学コース】【生物コース】【化学コース】っていうのがあって、【生物コース】は女子が多いって噂を聞いたので、【生物コース】を選んだんですよね。笑
あとはなんとなく白衣を着る仕事をしたい!とぼやっと思っていて、怪我をして手術の後クリニックに通うときもあったので、理学療法士の仕事を知って「これなら今後の自分の人生に役立つんじゃないかな」と思って進学を決めました。
学生生活はいかがでしたか?
恥ずかしい話なんですが、実習で落ちたことがあるんですよ。笑
確か進学するために2〜3校くらい受験した記憶があります。
試験中に携帯が鳴って退場になったこともあったりして、結構やらかしてましたね。
その中でも専門学校になんとか合格し、無事に進学出来ました。
学生時代でも、実習で落ちたことがあって
実習で担当した方のリハビリの目標が「釣りをする」だったので
お手製の釣り道具を作って、釣りを一緒にして評価したことが問題になって
それが原因で実習中止になって留年の運びです。笑
患者の希望に沿ってリハビリをしたのに、ダメでしたね。笑
就職の時に感じた疑問
実習の中で、病院で働くのはなんか違うなって思って
そのあとは学校も卒業して、就職したわけなんですが
実習で臨床の現場を見ている中で、病院で働くのはなんか嫌だなって思ったんですよね。
あと「最初はスポーツに関わりたい!」と行っていた人が
就職の時に病院を選ぶのに違和感を覚えたんです。
なので僕は新卒でフィットネスジムに入職しました。
そこでは2年くらい勤めたのですが
震災を機に事業を縮小するとのこともあって、独立してやっていこうと決めましたね。
小さい頃から【自分で何かやりたい!】とは思っていたので、丁度いいタイミングでした。
その時は【フィットネスと理学療法】を掛け合わせた何かをやりたいと
漠然とした感じで考えてましたね。
独立した当初はどうでしたか?
最初は病院の1室を借りて、スタートしたんですよ。
フィットネスジムで関わっていたお客さんの中に、病院を経営している方がいたんです。
そのお客さんに「病院の1室でやってみない?」と声をかけて頂き
その場所に法人を立てて施術を始めたのが一番最初です。
半年くらいは問題なくお客さんに施術していたのですが
徐々に、病院の都合でお客さんの予定を変更させることが多くなっていき
病院経営陣から煙たがられるようになってしまって。笑
そこで事業廃業か、継続かの選択を迫られることもありました。
ですがせっかくお客さんも来てくれているのに廃業はもったいないと
急いでテナントを借りてお金を借りて、自分の箱で事業を開始しました。
廃業の危機を乗り越えた話
国とか、自治体ってすごいんですよ。本当に助かりました。根気のすごい赤ペン先生でした。笑
病院の一室を離れて、事業と開始した頃が一番大変でした。
ほんと無計画だったんすよね。事業計画書なんてもちろんなくて
事業を進めるにあたってお金がどのくらいかかるとかも考えたことがなかったです。
なのでお金と借りるために銀行に行っても突き返されたり、区の申請に何度も通ったりしました。笑
でも区の方々が本当に優しくて、本当に色々丁寧に教えてくれたんです。
4回くらい再提出をもらってやっと申請が通って、
申請が通った頃には、もう当初書いた自分の事業計画書の跡形もなかったですけど
本当によく文章を見てくれて、根気強い赤ペン先生でした。笑
その後2年くらい継続して、今の店舗に移りました。
株式会社ARROWとは?
株式会社ARROWでは現在3つの事業を行っていて
- フィットネススタジオ事業
- 自費訪問リハビリテーション事業
- 企業向け健康増進事業
これら3つの取り組みを行っております。
医療分野で培ってきた医科学的な視点から
個々の身体の特徴に合わせたトレーニングを提供しており
理想の身体と、その先にある素晴らしいライフスタイルを作り出せるように取り組んでおり
「第三のリハビリ選択肢」として退院後、施設内、在宅など場所は問わずに
自費でも専門職によるリハビリを受けたい方を支援しております。
企業の社員様が健康を維持し、いきいきと業務に取り組む為に
我々理学療法士が、座学や運動を交えて様々な出張プログラムを提供しています。
また他の取り組みとしては
東京都知事に健康促進企業としても表彰していただいたり
刑務所の方への運動指導を行ったりしています。
阿藤さんの野望はなんですか?
みんなの「なりたい。」「したい。」をもっと取り入れていきたい。
株式会社ARROWの理念もそうなんですが
それぞれの「なりたい。」「したい。」をもっと実現できるプラットホームを作りたいです。
自分のやりたいことができる社会にしたいと考えていて
ARROWでも新入職員には絶対に、自分のやりたいことを聞いています。
そのため、新入社員が入るごとに新規事業が生まれていて
みんなで取り組んで実現させていきたいと考えています。
hospassを通して伝えたいこと
自分の夢をよりシンプルに伝えると、良いことがあると思っていて
僕は当初事業や経営に関してわからないことが多かったのですが
自分のやりたいことをシンプルにみんなに伝えていました。
そしたらその業界に精通している人や、力を持っている人と巡り合わせがあり
ヒョイっと夢が叶ったりします。
なので、みんながわかりやすいようにシンプルに伝えると良いことがあるのかなって思います。
「なりたい。」「したい。」があるなら周りに伝えていくのがおすすめです。
みんなが夢や希望が叶えられるように
ARROWもこれから多くのことに取り組んでいきます。
阿藤さんが代表取締役をしている【株式会社ARROW】は下記画像をクリック!
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