オーダースーツを理学療法の知識を通して届けたい。【金田卓 / 理学療法士】

金田卓(理学療法士)

理学療法士として臨床を経験後、不動産営業やIT企業を経験し、
現在はオーダーメイドスーツ事業の主任を務めている。

理学療法士になろうと思ったきっかけ

当時は魔法を使っているように見えました。

元々姉がケアマネージャーをやっていて、

高校3年生の夏頃にそこの施設見学に行ったときに

初めて理学療法士にお会いしました。

理学療法士が患者と直接関わる中で、

患者が実際にみるみる良くなっていくのが分かったんです。

そこに対してかっこいいなという強い憧れが生まれて、

理学療法士を目指そうと思いました。

理学療法士になるまでの経緯

進学当初、大学に落ちる経験をしました。

神奈川の茅ケ崎出身なんですけど、国際医療福祉大学に行きたかったんです。

で、推薦で受けたんですけど、落ちて。

その後に滑り止めの大学も受けたんですけど、全部落ちちゃって。

親には「1年浪人して、また受けたらいいじゃん」と言われましたが、

経済的にそこまで余裕がないのは分かっていたし、

1年経ったら自分の熱が冷めちゃうと分かってたんですよね。

周りの人に「親がやってるから何となく受けたら、受かった」という話も聞いて。

それより思いの強い自分が何で落ちるんだ?と思ったんです。

そこに反骨心が沸いて、専門学校に通って3年で卒業して

4年制の大学の人よりも1年早く社会に出て、技術を学ぼうと思いました。

そしてなんとか滑り込みで専門学校に合格して

同級生たちと一緒にスタートを切ったんです。

病院で働き始めたとき

とにかく毎日楽しかったですね。

実習でお世話になったリハビリ病院へ就職して、丸3年間くらい働きました。

そこの実習指導してくれた先生が自分のメンターで

人としてちゃんと向き合っている感じがすごく伝わって。

リハビリの最中だけいい顔しているのではなくて、

何気ない会話からその人の主訴を見抜いて、

リハビリに繋げていくといったその姿が僕結構好きで、

人として惹かれましたね。

その人と一緒に仕事がしたいって理由で、そのまま入らせてもらいました。

だから毎日がとても楽しかったです。

現在に至るまでの経緯

もっと色んなことを20代のうちに知っておきたいと思ったんです。

医療者って、他業種の方と関わる機会が少ないんですよね。

なので、医療者以外と触れ合うのは異端みたいな感覚が強かったんです。笑

病院の同僚に、金融のことをすごい話してくる子がいて。

その子を通して色んなきっかけをもらって、

知らないことの方が逆に怖いんじゃないかなって気付いて、

ビジネスの方向に行ったっていうのはありますね。

医療が本当に好きだったので、もし何かあった時に戻れるし、

20代は挑戦の時期でもいいかなと思って、ビジネスに参加しました。

その後不動産営業、ITでの経験

もう、きつかったですよね。笑

まずは不動産の営業兼事務をやりました。

新しいことを覚える楽しさ半面、難しさ半面でしたね。

理学療法士で「人に何かを売る」ってことは中々しない経験だったので、

そこが難しいなというのを痛感させられました。

あとはその会社が悪いわけではないんですけど、休みの日でも仕事の連絡が来たり

休みだけど休みじゃない、みたいなのがざらにあって。

そこが結構大変でしたね。病院に務めていたときはなかった事なので。

その次に、ITに行きました。今後流行りそうじゃんと思って。笑

僕、人と話すのが好きなので、パソコンとにらめっこがキツかったです。

人じゃなくてもいいんじゃないかなっていうのはすごくあって。

でも、自分に向いていないっていう1つの選択肢を消せたのは

自分にとってすごくプラスになってますね。

今の会社に入ってから、現在まで

日々学びがあったり、葛藤がありますね。

現職場の役員の方と3年前から顔見知りで。

今年に入って顔合わせしたときに「一緒に仕事しよう」と誘って頂いて、

僕もしたいですと。やっぱり人柄という面で惹かれましたね。

あとは、ある方に『今までは会社の商材で選んできたと思うけど、

一緒に働く人で選んだら、ちょっと変わるかも知れないよ』

言われたことがあって。じゃあ、人で選んでみようとなりました。

今はオーダースーツ部門の主任をやらせてもらっています。

今までやったことがないジャンルでも、

「金田君だったらこれもできると思うから」といって

獲得した機会でもあったので、それは本当に感謝してます。

お客様ファーストでサービスを提供していきたいですね。

オーダーメイドスーツの作り方、理学療法士との共通点

提案の仕方は理学療法士と似ているかもしれないですね。

まず、オーダーメイドスーツを作るときは寸法から測ります。

ステッチ、ボタンの色、裏地とかを変えたり。

あとはお客様の好みに合わせて変えたりしますね。

提案の仕方はどの職種も一緒だと思うんですけど、

理学療法士も担当の患者様に対して、

その人の性格に合わせた提案をするじゃないですか。

オーダースーツもほんと似ていて、その方がどういう場面で使われて、

どういう色が好きで、どういう風にしていきたいかっていう、

そこに対して提案していくんですよね。

その人にしかないものを作るっていう面で、共通の部分はありますね。

AY-LIFEを通してどのような人になっていきたいか

金田という人にオーダースーツを作ってほしいっていう存在になれたら一番嬉しいです。

美容師とかと一緒で「金田さんだから良い」と言われるよう存在になりたいとは思ってます。

もちろん利益ありきではありますが、

自分にしかできないようなことがあったら、それはやっぱり嬉しいですよね。

どうせなら、スーツの概念もちょっと変えたいと思っています。

「スーツって堅苦しいよね」じゃなくて、本当におしゃれとして

ちょっと出歩く時にも着てもらえたら、かっこいい人増えると思うんですよね。

女性からしたら2~3割増しって言われるじゃないですか。笑

そういう風な観点でも見てもらえたら嬉しいなって思いますね。

hospassを通して伝えたいこと

本当に医療が好きな人にとっては、もっと仕事が楽しくなると思います。

さっきも言ったんですけど、医療従事者ってどうしても

その枠内で留まる方が多いと思うんですよね。

hospassさんって、医療従事者だった人がこういう風に変化したとか、

医療従事者の経験を生かしてこういうことをしたっていう、

疑似体験ができる場だと思うんですよ。それって現場でも生きると思っていて。

現場が好きな人もいると思うので、もっと医療従事者の人が、

その経験を生かすのもいいし、それをまた違った形でアプローチしたり、

働いていきたいってとこにも使えると思います。

こういうメディアを通して色んな情報を手に入れられたら

すごくプラスなんじゃないかなと、仕事が楽しくなるんじゃないかと思います。

そうしたら、もっと多分医療の現場が楽しくなると思うんですよね。

病院って、どうしてもネガティブな要素が強いイメージがあるんですよね。

医療者はやっぱり楽しいと思うんですよ。素敵な仕事だし。

自分は色んな業種を見てみたかったし、色んなことを経験したかったってだけであって、

本当に医療が好きな人にとっては、もっと楽しめるツールになると思います。

取材記事を掲載したい方へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です