こんにちは、hospass運営局です!医療系情報メディア【hospass】では病院はパスする時代というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍されている医療職の取材記事を発信しております!どうぞご覧ください!
今回の看護師免許を持ちつつ、ヨガインストラクターや美容クリニック、女性看護師限定コミュニティなどを運営されているkanaさんを取材させて頂きました!
- 看護師がヨガを伝える良い点とは?
- 女性看護師限定コミュニティ「モテナース部」を創立したきっかけは?
- kanaさんの今後も目標について
それではどうぞご覧くださいー!
看護師になろうと思ったきっかけを教えてください!
オールマイティーな知識が欲しいと思ったんです!
高校1年生の冬に看護師になろうと決めました。
それまではずっと親から、国家資格且つ仕事と休みのバランスがいい仕事と言われていて、「歯科衛生士が良いんじゃない?」と言われていたんです。
それを言われたとき、当時の私は歯医者さんが好きではなかったんですよね。(笑)
なので歯科衛生士以外の国家資格は何があるかなと思って、学校の就職説明会に参加したら看護師の存在に気づいて
そこから看護師について調べていくと、医療や介護に関して多くの知識が得ることが出来ることや、より多く身近な人の力になることが出来るのではないかと思いました。
将来両親の介護や、結婚して子供ができた時のためにも、看護師になってたくさん知識をつけていくのが一番かなと感じたので、この仕事を選びました。
学生時代の思い出を教えてください!
精神科の実習が一番楽しかったです!
実習で担当した患者さんが内科医の方だったんです!
なのでプライドもあって、働いている看護師さんには大事なことを全然話さないこともあったようで、それなのに学生の私には色んなことを教えてくれたり、お話してくれたんですよね。
そのことがとても嬉しくて、私が得た情報を看護師さんに伝えてケアに繋げてもらって、ということが出来てとても楽しかったです!
学生生活でつらい思い出は全く無いですね。実習期間も寝れないことはなかったですし、普通にカラオケへ行って遊んだこともありました(笑)
勉強のコツは、勉強したことを簡単にかみ砕いて説明できるようなるってことを意識していましたね。医療の専門用語は難しい言葉が多いと思うので、一般の人に説明できるまでかみ砕いて勉強してました。このことは、臨床に出てからも患者さんに説明するときに大切ですからね。
就職先はどのように決めましたか?
急性期に興味があったので、急性期の病院を選びました!
急性期病院は手術した直後の患者さんが多く、入退院の展開が早いんですよね。
診療科は「消化器外科がいいな。」と思っていました。理由は食べることが好きだから「食べたらだめですよ」と言われる患者さんの苦しい気持ちに寄り添えるかなって思ったんです(笑)
あとは、実家に近いところで選びましたね。一人暮らししていたんですけど「悩んで帰りたくなる時が出てくるから、実家に近い方がいいよ」と聞いていたので(笑)
看護師として働き始めてからはいかがでしたか?
新卒では消化器内科に勤務していました。
1~2年目は消化器内科でがん患者さんをみたり、緩和ケアもやりましたね。3年目からICUに異動だったんですが、ICUでの仕事ストレスがすごかったです(笑)
それから4年目になって「そろそろリーダーとるよ」ってタイミングで、リーダーはちょっと遠慮したいなと思い、非常勤に切り替えました。今はその働き方で6年目ですね。
非常勤に切り替えた時は何か考えがあったんですか?
実はこの時、ヨガの先生になりたいと思ったんです!
社会人3年目からジムに通っていたんですが、そのジムにヨガスクールがあったんです。そこからヨガに取り組み始め、友達にヨガを教える機会があって、その時「教えることも楽しいな。」って思ったんですよね。そのことがきっかけで、ヨガの先生を目指し始めました。
ちょうどそのタイミングが仕事を非常勤に変更した時だったんですよね。
その後ヨガの先生として教えるには、きちんと資格を取らないとなと思って、ヨガの学校に1年間通って資格を取得しました。ヨガの学校では、骨・筋肉・骨格系や呼吸法などを学び、ポーズの基本なども頭に入れましたね。
解剖生理が分かってないと体を壊しちゃうので、かなり深いレベルまで勉強したと思います。そして学校に通いながらヨガのスタジオでも働きつつ、「どんな風にヨガを仕事にしていくか。」っていうことを学びました。
ヨガの魅力を教えてください!
ひとことで言うならば「人生のすべての教えを説いてくれるもの」だと思っています!
ヨガは、体を動かすだけじゃなくて、哲学的なことを教えてくれたりもするんです。例えば、生きていく上での術だったり。ヨガっていうのが本来そういうものなんですね。
体を動かしたり柔らかくしたりするのも、生きていくための訓練・鍛錬みたいなもの。宗教と同じようなイメージです。なので、ヨガの考えや教えを生活に取り入れると、ストレスに感じるものが少し緩和されるんですよ。
「体を柔らかくするのが目的ではない」ってことが分かると、男性でもやってみたいという人が結構いますね!
現在の活動について教えてください!
「自分らしくチャーミングな看護師を輩出するモテナース部」を作りました!
今はヨガを教え始めてから1年半くらい経ちました。
実は今美容外科で看護師としても働いているんです。ICU非常勤に切り替えて、ヨガのライセンスを取得したタイミングで、美容外科を始めました。始めた理由としては、ライフスタイルに組み合わせやすかったという点がありますね。
あとは、2020年6月にモテナース部という女性限定の看護師コミュニティを作りました。
モテナース部で「人生に迷子な看護師が自分の人生に目標をもって、歩き出す」ことを実現していきます。
そして、より多くの看護師が資格にとらわれた働き方だけでなく、自分らしい人生を歩む仲間を増やしていきたいと思っています。
病院などの勤めている場所以外の、第3の場所になることを目指していて、コロナが落ち着いたら全国イベントも行なっていきたいなと思っています!早く外部へ何かアクションを起こしたいです。
kanaさんの夢を教えてください!
看護師に限らず、もっと自信のある女性を増やしたいと思ってます!
私と関わったことで「綺麗になって自信がついた」や「プラスになった」という女性が増えたらいいなって思っています。そのために、まずは自分に武器を持とうと考えていて、転職して新しく挑戦しようかなと考えています。
アートメイクとかも少し興味があって、眉毛は人間の印象8割と言われているので、女性が綺麗になったり美しくなったり、自信をつけたり、プラスになるかなって思うんです!
ヨガで心身についての知識を付けたので、もう1つ何かを組み合わせていくのが面白いかなって思ってます!
hospassを通して伝えたいこと
「自分を好きになるために、一歩踏み出してみませんか?」というメッセージが私は一番好きなんです!
「自分だけではちょっと勇気が湧かない。」という人であれば、応援してくれる人や自分に持っていないものを持っている人と出会う。それが、一歩踏み出すことになると思います。
自分を好きになるために、大好きになるために、まずは一歩踏み出してみると楽しい未来が待っていると思います!