こんにちは、hospass運営局です!医療系情報メディア【hospass】では病院はパスする時代というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍されている医療職の取材記事を発信しております!どうぞご覧ください!
今回は看護師の免許をお持ちの【河野宏美さん】を取材させて頂きました!
- 働いてみて気づいた看護師の現実とのギャップ
- 化粧品販売の仕事に転職した理由とは?
- 今後考えていることについて。
それではどうぞご覧くださいー!
看護師になろうと思ったきっかけを教えてください!
自分も何かを身に付けたいなと思い、国家資格の仕事を探していたんです!
もともと医療系の仕事をしたいと考えていたんです。
高校は地方大学付属の女子高に通っていました。のほほんとしていて、大学卒業後はお嫁に行くっていう雰囲気があって(笑)けれど私はそれにすごく抵抗があって、何か自分のものを身に付けたいなと思っていたんです。
色々探している中で、人と接することや触れ合えるという点から、「看護師って楽しそうだな。」と思ったんですよね。
身近に医療従事者はいませんでしたが、強いて言えば祖父母が糖尿病とか慢性疾患を持っていて、何回か入退院を繰り返していて。そこで折に触れて看護師の仕事を見ていたというのも、きっかけになったのかもしれないですね。
学生時代の思い出を教えてください!
学生時代は毎日充実していて、すごく楽しかったです!
3年制の医療短期大学に通っていました。当時は看護学校と言えば短大が主流だったんですよね。私もそこまで勉強が好きじゃなかったので、4年制よりは3年制が良いなって思っていました(笑)
初めて親元を離れて、みんなで下宿して、毎日遊んですごく楽しかったです!
当時は楽しかったですが、もう少し勉強して保健師や助産師の資格をとっておけばよかったなと振り返ると思います。
就職後のお話を聞かせてください!
精神科に配属され、患者さんとの関わり方を学びました!
新卒で地元に帰って就職しました。実際に病院で働くのは楽しかったですね。ただ、配属先が精神科の閉鎖病棟で、思い描いてた看護師像とちょっと違ったので、そういう意味では不安でした。
精神科の看護は、治療の介助というより、日常生活を手伝ったり精神的なお話をしたり、関わり方が大切になってきます。今となってはすごい良い経験でしたが、外科的な治療をバリバリやってきたわけでもないですし、看護技術っていう面では他部署の看護師よりは未熟だなと思っていました。
大変なこともありましたけど、職場の人間関係もすごい良かったし、振り返っても当時の患者さんを思い出しますね。「あの患者さんどうしてるかな」と今でも思います(笑)
その後のキャリアについて教えてください!
外科病棟、クリニック、健診などを経験しました!
国立大学の人事交流会というのがあって、当時転職を考えていた際に、声をかけて頂き転職しました。消化器外科と泌尿器科の混合病棟に配属されましたが、すごい忙しくて大変でしたね。そこで1年半くらい働いて、結婚したんです。
その後夫の転勤があり、出産まで皮膚科のクリニックで働いていました。子供が3人いるんですけど、出産後は子育てに集中したいと思っていたので育児中は仕事を休んでいました。
3番目の子が幼稚園に入った頃、周りのママ友も結構社会復帰を考え始めていたんですよね。
私も「看護師をやるなら、ここで戻らないと無理かな」と思っていて。40歳の節目で、意を決して復職しようと決意しました。デイケアで半年間働いて、それから健康診断専門のクリニックで5年間働きました。
美容の活動に興味を持ったきっかけを教えてください!
たまたまママ友にスキンケアを教えて貰ったのがきっかけです!
もともと10代の頃から肌悩みがあって、色々試してみたんですけど、なかなか結果が出なくて。皮膚科クリニックで働いていたのも、皮膚美容について勉強したかったからなんです。
子供が大きくなってからは皮膚科に通ってレーザー治療とか受けていたんですけど、費用対効果を考えると持続もなかなか難しいというのがあって。
そんな時、クリニックにたまたま美容好きなママ友がきて、スキンケアを教えてもらったんです。皮膚の生理学などを説明していただいて、看護師でも納得できるスキンケアでした。
現在の活動について教えてください!
お客様に寄り添いながら、化粧品販売の仕事をしています!
現在は化粧品販売の仕事をしています。もちろん商品を売るんですけど、売って終わりじゃなくて、お客様が理想の肌になれるようにずっと寄り添っていくんです。
「5年後もお肌つるつるでいたい」「若返りたい」という目標に対して、どうアプローチしていくのかを一緒に考えます。ずっと寄り添っていく仕事なので、そこに一番やりがいを感じていますね。
会社が掲げている「人生を変えるスキンケア」という理念があるんですけど、お客様だけでなくて私の人生も変わっていったんです!
肌の調子が良くなると、女性は気分も変わるんです。私も以前より前向きになれたこともあり、それをお客様に伝えていけるのでいい仕事だなと思っています。
河野さんの夢を教えてください!
自分のサロンをオープンして、お客様が輝くためのサポートをしたいと思っています!
夢はサロンのオープンです!自分の店舗を持ちたいと思っています。お客様に寄り添いたい気持ちもあるんですけど、自分のコミュニティを作りたいという思いもあって。
私とお客様だけじゃなくて、お客様同士も繋がって欲しいと思っているんです。何もないけどふらっと立ち寄ってお話をして帰る、みたいな(笑)そういう空間を作りたいと思っています。
あとは、サロンでお客様の夢が叶えられたら良いなと思っています。みんなが輝くためのサポートをしたいですね。そういうのが私の夢です!
hospassを通して伝えたいことを教えてください!
今までのことは全て繋がっているので、選んだことは全てベストチョイスだと思っています!
今までの生活を振り返ってみると全部繋がっているんだなと思います。子供にも良く言うんですけど、自分が選んだことが成功するか失敗するかは考え方と行動次第だと思っています。
精神科にいたことで人に寄り添えるようになったし、皮膚科で学んだことが今の仕事に通ずるし。色んな事が繋がって【今の私】なんだなと思っています。だから、何を選んでもそれがベストチョイスです。
これまですごい前向きなことを言ってきましたが、私もともとは超ネガティブなんです(笑)今の仕事に出会って、本当に思考から何からすごい変わったんですよ。
素敵な人たちがいる環境の中に入ることで、目にするもの、耳にするものすべて変わってくる。なにを選んでもそれはあなたのベストチョイスで、捉え方や考え方次第で可能性は無限に広がると思います!