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最後のステージまで関わる一直線のケアを。【齋藤雄大 / 看護師】

齋藤 雄大(看護師)

看護師の資格取得後、一般病棟・救命センター勤務を経験。
その後、自宅看取りについて考え始め、訪問看護ステーションへ転職。
現在は多様な事業の統括部長を務めつつ、自身の人生を変えた転職支援事業で
独立することを目標に準備されている。
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今回は看護師資格をお持ちの【齋藤雄大さん】を取材させて頂きました!

この記事の見どころ
  • 訪問看護ステーションに転職した理由は?
  • 訪問看護ステーションのみならず最後まで関わるケアについて。
  • 齋藤さんの今後の展望とは。

それではどうぞご覧くださいー!

看護師になろうと思ったきかっけを教えてください!

ラクな仕事だと思っていたので、看護師を目指しました!(笑)

母親が看護師なので身近に感じていたのもありますね。

あとは手に職をつけた方が良いと言われていたので、資格のある仕事を考えていました。と言いつつ、あまり勉強もしていなかったので、高校で進路に迷っていたんですよね。

小さい頃の記憶で、保育園に行けない時に母の病院に連れて行かれたことがあって。そこの看護師さんの印象が「この人たちめっちゃ休憩してるな」だったんです。(笑)それを思い出して、ラクそうだし看護師でいいや!と思いました。

学生時代の思い出を教えてください!

女性社会だったので、下僕のような3年間を過ごしました!(笑)

大学病院の専門学校に通っていて、1年生の頃から実技演習がありました。

先生に言葉遣いから教わり、基礎を叩き込まれましたね。1年生の夏頃からは病棟での体験学習が始まって、主に先輩看護師の見学をするんですけど、意地悪な人が多くて(笑)

当時は男性看護師が少なかったので、肩身の狭い思いをしましたね。

実習中は楽しみながら乗り越えました。先輩看護師が怖かったので、分からないところは新人の看護師にコソっと聞いたりして、夜更かしして記録を仕上げたり、理不尽に怒られたりして大変な時もありましたが、楽しいことを見つけながら頑張りました。

就職先は、そのまま大学病院に入職するのが当たり前だったんですよね。なので、先生から就職の話とか聞いたことも無かったです(笑)国家試験さえ受かればという感じでした。

実際に働いてみてどうでしたか?

3年間働いて、看護師辞めようと思っていました!

もともと3~4年で看護師を辞めようと思っていたんです。3年間は看護師らしいことをして、その後はラーメン屋でもやろうかなと思ってました(笑)

第1志望は救命センターだったんですけど、結局第5志望の整形外科に配属されて。整形外科はどちらかと言うと外傷が多いので、もっと【病気】に対してケアできるところが良いなって思いながら働いていましたね。

2年目の初めくらいに、また志望を出せる機会があって。そこで救命センターに行けなかったら辞めようと思ってました。そのタイミングで看護師長から「泌尿器科に行ってみない?」と声を掛けられ、正直本当に嫌だったんですが、絶対半年後に救命センターに行く条件で、泌尿器科で半年働きました。その半年間が結構勉強になったんですよね。開腹手術後の患者とか、重症患者を看ることが出来たんです。そこで、救命センターに行く決心がつきましたね。

救命センターへ異動後のお話を教えてください!

人間関係で悩んだこともありましたが、とても濃い時間を過ごすことが出来ました!

看護技術もそうですけど、人間関係が苦しかったです。入職してから色んな部署に異動していたので、周りから「1年1回部署が変わっている人」と認識されてたんですよね。

本当はずっと救命に行きたいと思っていたのに、そう思われてしまっていて。

あとは僕自身に問題があって(笑)仲の良い先輩と勤務中にふざけていて准教授に怒られたり、男性スタッフで仕事終わり馬鹿みたいにお酒飲みに行ったりしていたんですよね。そんなことしてたのもあって、結構風当たりが厳しかったですね(笑)

けれどやっぱり、救急搬入される人だったり、亡くなっていく人を見ていると「このままじゃだめだ」って気持ちも切り替わりましたね。救命では5年間働きました。

その後のキャリアを教えてください!

病棟に戻って管理職として働いていました!

看護師長から「管理職にならないか」と声を掛けて頂いたんです。「僕なんかでいいの?」と思って1回断ったんですけど、また誘って頂いて。そこまで言ってくれているんだったら経験としてやってみようかな、と思い話を受けました。その後は病棟に戻って管理職をしていました。

その頃から、最期の看取りの段階を意識するようになりました。

救命センターにいた頃、結構高齢の方が運ばれてくるんですよ。救急搬送を防ぐためには、訪問看護なら自宅で看取ることのお手伝いができるかなと思っていたんです。

自分自身も何か形にしたいなと思っていたので、独立するか、自分の理念と同じ会社に入ってやりたいなと思っていました。

あとは管理者になって「大きい病院だからこそ、できないことが沢山ある」ということを実感しました。管理業務もマニュアルがあって、退院にも基準があって。家族の希望に応えられず、規則に従って対応しなければならない。

「これって僕のやりたいことと少し違うな」って思っていて、転職を考えるきっかけとなりました。

その後の転職先はどのように決めましたか?

僕の理念と同じだった会社に入職を決意しました!

管理職をしている間、休日は暇だったので、母親に勧められて診療所でアルバイトしてたんです。大学病院と比べたらすごくゆっくりできるところでした。

ある日その診療所の看護師長さんが「知り合いで、訪問看護の管理者をやってる人がいるから会ってみない?」って紹介してくれて。実際会ってみて話を聞くと「この会社で働きたいな!」と思いました。それが今の社長です。

僕も後々自分でやりたいと思っていたし、「自宅で看取りたい、最期まで寄り添いたい」という思いがあったので、僕の理念と同じだったことを理由に就職を決めました。

訪問看護に転職した後のお話を教えてください!

はじめは自分1人で頑張っている状態で辛かったです。

大学病院から看護師3人しかいない訪問看護ステーションへの転職でした。僕、60代、40代の3名看護師で、社長から「寄り添って1つずつ大きくして、日本一の訪問看護ステーションを作ろう!」と声をかけてくれていたんですが、他の看護師2名は乗り気ではなかったんですよね。(笑)

最初の1年半くらいは辛かったですね。他2名からなかなか協力してもらえず、常に1人で仕事している感じでした。そんな中に、大学病院時代の後輩が一緒に働くことになって、そこから一気に流れが変わりましたね。1年半くらいしてようやく定期的に依頼がくるようになりました。

現在の活動について教えてください!

様々な事業の統括部長を務めており、中でも転職に力を入れています!

今は会社で、訪問看護、葬祭事業、居宅、介護福祉、福祉用具、パーソナルトレーナージム、鍼灸院、転職、グループ会社の統括の部長を務めています!中でも一番力を入れてるのは転職です。実際、僕がこの会社に入って人生変わったので。

大学病院の中では気付けないことが沢山ありました。僕の考えとしては、病院に入るのは「治す人」だけ。家族が「できるだけ苦しむことなく」と希望されるのであれば、病院じゃなくて自宅でゆっくり過ごしてもらいたいです。自宅で看取れなかった人たちを見て思いました。

仕事をしていて嬉しかったのは「(訪問看護で)よくやってくれたから、葬儀もよろしくお願いします」と言ってもらえたことですね。

その方の最後のステージまで関わる一直線のケアとして、葬儀まで関われるのは嬉しいです。

社長から「葬儀屋はお見送りしたらそれで終わり。葬儀代を貰ってばかりで、社会貢献とは少し違う。もっとその前から関わって貢献しなきゃいけない」と聞いた時に、訪問看護ステーションならできるなと思ったんです。

齋藤さんの今後の目標を教えてください!

今の会社と何かしらの形で関わりながら、転職の会社として独立したいと思っています!

転職の会社として独立したいと思っています。個人的な夢としては、55歳以降は半分仕事して半分ゆっくりしたいと思っていますね。孫のために色々買ってあげられるための給料が、何かしらの形で入ってくれば良いなって思っています(笑)

あとは今の会社に入らなかったら形にはできなかったと思っていて。そういう意味で、今の会社とは何かしらの形で関わっていたいです。ここの訪問看護ステーションが日本一になるまでは見ていたいですね。転職してもグループ会社に入ってるとか、全く別のことをやるとしても、社長とは一緒にビジネスとか出来たら良いなと思っています。

hospassを通して伝えたいこと

社会貢献をするために、会社もしっかり稼いでいかなければならないと思っています!

転職したての頃、訪問看護ステーションの店舗数を増やすことは【悪】だと思っていたんです。福祉事業でガンガン儲けて、傍から見たら「儲けるためにやってるの?」と思われる気がして。でも社長の言葉を聞いて、納得したんですよね。

「社会貢献するのであれば、自分たちもしっかり稼いでいかなければならない。会社があるから社会貢献ができる。と教えて貰って、その通りだと思ったんです。

ボランティアをやりたいのであれば、ボランティアでよくて。うちは会社だから、それ相応の対価を受け取る必要があるんですよね。看護師にはそういうところを知って欲しいなと思っています 。

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