ー 看護師になった経緯
コードブルーの山Pを見て看護師かっこいいじゃん!と思って看護師を目指しました(笑)
ちょっとふざけたエピソードになっちゃうんですけど、、(笑)
高校生の時。当時付き合っていた彼女が、専門学校に行くという話を聞いて
専門学校に行けば時間も出来て遊べるんじゃないか!?と思い、専門学校を探し始めました。
あと元々、母親が看護師やっていたので医療系の職業には昔から関心がありました。
その時にちょうどドラマのコードブルーの放送を見て
救命も出来て看護師いいな!ってなりました。(今思うと、山Pは医者じゃん!って感じですが(笑))
ー 看護学校時代の思い出
学生生活はヤンチャしていましたね(笑)
勉強は真面目にしていたので、成績はトップを維持していました。
しかし当時は、とにかく反抗心が強くて先生に向かって
口答えしたりしてたのでかなり生意気な生徒だったと思います。
あとは、校則を破って車で登校したり、スケボーで実習に通ったりなどしていました。
そういったことも繰り返し注意され、実習中に1回停学処分をもらい
これはまずい!本当に実習に落ちる!と思いましたね。笑
反省文を毎日書きながら、実習記録も書いてという日々だったので
本当に寝ずに毎日実習をこなしていた影響もあり、この頃体重が3㎏も落ちましたね。笑
この経験で、点数が人より良いということだけでは、看護師になれないなと気付きました。
その経験もあって、気持ちを改めたのですが
先生たちを見返す方法ってとにかく成績を上げていくことかなと。
そこから学生時代は勉強も看護も一生懸命にやるようになり
最後は先生たちにも認めてもらえて、苦労は多かったですが、今ではいい経験でした。
ー 看護師になってから
循環器内科と外科の混合病棟へ勤務になりました。
まずは3年病棟経験をしてから、その次に救命で働きたいと思っていたので。
急性期で学びたいという思いが強かったので、循環器に配属された形です。
元々、心臓疾患への関心は強かったですね。
弟がファロー四徴症という先天性の疾患を持っていたこともあり、心臓病は身近に感じていました。
本当に手術も多い病院だったので、急性期看護はとても学べました。
ー 病院を退職しようと思った理由
目標を見失ったことがキッカケです。
元々、認定看護師を取ろうと思って意気込んでおり、仕事へのモチベーションは高かったんです。
勉強するのが当たり前だと思っていたし、仕事も忙しいのが当たり前
先輩も厳しいのが当たり前と思っていたので、特に仕事のストレスは無かったんですね。
ですが2年目の夏に先輩との夜勤中、16時間の勤務の中で唯一交わした会話が
休憩どうしますか?
好きにすれば?
の一言しか話さなかったことがあり、尊敬していた先輩だったのに
その態度に呆れてしまい、俺が目指したい看護師はこういう人じゃない。と思ったり
更に追い討ちをかけるように、ちょうど看護協会から認定看護師がなくなって
特定と専門看護師だけになるという発表もあり
え?俺が目指していたものなくなるの?
となって、そこで完全に目標を、見失ったんです。
でも自分自身のキャリアアップをしたい!とずっと考えていたので
そんな中、診療看護師という働き方を見つけました。
診療看護師になるには大学院への進学が必要になるので、これを機に病院を退職したんです。
ー 病院を退職してからは?
診療看護師を勢いで目指したものの、自分はその先に何をしたいのか考えてなかったんです。
自分は何がしたいのか考えた時、「何かを人に教えたい」気持ちがありました。
オンラインサロンやYouTubeや本を通して沢山の教養を身につけ
多くのイベントに参加して沢山の人と話すようになりました。
その中で【仕事を娯楽に変えることができれば、皆が幸せになれるのでは?】といった意見を得ました。
ー 今の活動
僕は看護師の仕事を娯楽に変えたいんです。
看護師の多くの方は【辛い・辞めたい・キツイ】などネガティブな感情を多く持っています。
明日も看護師をやってることに喜びを感じる看護師を増やしたい。
楽しくない原因を作っているのはなんだろう?と考えました。
現在の看護師業界では、急性期病院でやることが一番!みたいな考え方が根強くあると思います。
しかし、1年目から訪問看護や福祉の道へ行くのも全然いいと考えていて
企業に勤めていたり、病院の外でも活躍している看護師がいることも伝えていき
病院の中で行き詰まっても働けるということを知って欲しいです。
そういったことを伝え、一緒に考えながら
本当にやりたいことが見つかるような転職支援をしています。
ー 今後の展望
今後はもっと教育にも力を入れていきたいです。
学生に対してのキャリア教育、現役看護師達の新人教育の仕方など
多くの方々と協力しながら看護業界を変えていきたいです。
僕も今後は自身でオンラインサロンを立ち上げ、沢山の事を伝えていきたいと考えています。
ー hospassを通して伝えたいこと
自分がどんな看護をしたいかを考えた上での転職が重要であることをメディアを通しても伝えていきたいです。
転職する人は条件ベースで探される方が多いです。
ですが、どんな看護師になりたいかもう一度考え直し、
一緒に仕事を娯楽に変えられるような支援ができることが僕の娯楽です。
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