こんにちは、hospass運営局です!医療系情報メディア【hospass】では病院はパスする時代というスローガンを掲げ、日常お役立ち情報や病院の外でも活躍されている医療職の取材記事を発信しております!どうぞご覧ください!
看護師の資格を持ちつつ、患者さん向けにヘナアートを利用したタトゥーサービスを展開しているぱぴこさんを取材させて頂きました!
- 看護師になろうと思った経緯
- ヘナアートとの出会い
- ヘナアートへの想い、今後どんな形にしていきたいか
- hospassを通して伝えたいこと
ぱぴこさんが看護師になった経緯を教えてください!
最初は保育士になろうと思っていたんです。
高校卒業後に世界の子供を救いたいと思って、アメリカに留学したんです。海外へ行ったら英語も学べるし世界も知ることが出来るからいいなと思って、思い切ってアメリカへ渡りました。現地では幼児教育をメインに学習を進めていました。
アメリカの大学では、基礎学として一般的な英語や数学、国語などの教科もあり、その中でも生物の先生がとてもいい人だったんです。
今まで生物はどちらかと言うと嫌いな方で、カエルとか全く好きじゃなくて…。でも留学先の生物の先生の影響で好きになって、中でも人体については特に面白く、解剖学レベルで人体が動く仕組みなどとても興味が湧いていきました。
そんな中で、幼児教育をメインに勉強していたんですが、勉強するにつれて徐々に保育士の日本とアメリカの教育システムにズレが見えてきたんです。
「このままモヤモヤした気持ちではダメだ!」と思って、大学2年生の時に一度日本へ戻って親に相談して、大学中退の決意をしました。
その時一緒に、今興味のあることを親に話したんです。
そしたら親が「看護師がいいんじゃない?」と背中を押してくれて、急いで出願届を出して、看護専門学校に入学しました。これが私が看護師になろうと思った経緯です!
看護専門学校の思い出はありますか?
看護資格が取れれば良いや!って思ってたんですよね。笑
アメリカからの感じで、別に親しい友達はいらないかなと思って学校へ通っていたんです。
勉強に関して言えば、留学中の方がハードだったので、特に大変と思ったことはなくて、実習も担当の先生に教えてもらいながら、レポートとかも乗り越えました。
実習のコツは、担当の先生と仲良くなる事に尽きます!
国試勉強も過去の問題集を3周程度したら特に問題なかったので、学生さんはとにかく、先生に言われたことをやれば受かるはずです!
看護師として働いた感想はいかがでしたか?
最初は埼玉の総合病院で勤めました。
群馬の学校に通っていたんですが、就職で埼玉の総合病院を選びました。
選んだ理由は、埼玉って人口比に対しての看護師人数が全国で一番少ないようで、埼玉だと看護師が必要とされると思った事と、奨学金や職場の環境も見て、他の看護師さんと仲良くやって行けそうな場所で決めました。
働いてみて感じたのは、夜勤が身体に合わなかった。これが中々辛かったですね。
なので、そこから転職をしてクリニックに勤めて、少人数で働く環境を経験しました。
クリニックは病院と比較して、残業がなかったことと、夜勤が無くなったのに給料もよかったんですが。デメリットとしては、院長のイエスマンにならないといけない部分でした。あとスタッフ人数も少ないので、人間関係が良くも悪くも濃くて、毎日が同じメンバーでの仕事だったので、そこも大変だった記憶があります。
その後、結婚を機に名古屋へ移住したんです。療養型病院、老健など経験して、現在は整形外科病院で働いています。
私は転勤族なので、多くの職場を経験してきましたが、本当に看護師ってどこでも働ける素晴らしい仕事だなって、改めて思います!
そんな戸田さんがヘナアートと出会ったきっかけはなんですか?
旅フェスって知ってますか?そこで出会ったんです!
ヘナアートとの出会いは、新卒の時でした!旅フェスという【世界一周した人が集結して、トークライブやブース出展するイベント】があって、その時出会いました。
なんでこんなに惹かれたかというと、昔からタトゥーに憧れていて、ずっと入れてみたかったんですよね。タトゥーって入れるのに痛かったり、消えなかったりイメージが良くない部分もあって、その関係で勇気を出せずにいたんですが、ヘナアートは2週間程度で消えるし、タトゥーのように綺麗に書けるんです!
最初は書いてもらって満足していたのですが、ヘナアートについて知っていくと、実際に描いている人から教えてもらう機会もあって、最初は友達に書いて楽しい!と思って、現在も続けている運びです。
ヘナは植物で、日本だと髪染めとして有名です!
ヘナはハーブの仲間で、オーガニックとして身体に影響なく使用できるんです。薬草としても使われているので、殺菌作用や消臭作用もあって、消毒の効果も持っていて、民族装飾としても【厄を払う】のに使われていたりします。
戸田さんのヘナアートに対する想い
ヘナアートが心の支えになったら良いなって思ってます。
実は過去に、息子が肺炎で入院した時があって、その時に手にヘナアートで好きなキャラクターを描いてあげたことがあるんです。その描いてあげたものが周りにとても好評で、本人もスタッフも笑顔になったんですよね。
好きなキャラクターが手にいるだけで、元気が出たりやる気が出たり。メンタル分野に関係を持たせていけるでは?と考えていて、気分をあげたい、モチベーションをあげたい、勇気を与えたい、手術などを乗り越えるきっかけなどになれば良いな。と
医療分野に貢献することもそうなんですが、今住んでいる地域にも還元していきたいと考えていて、鎌倉観光の町おこしにも協力しているんです。
今回のコロナの影響で、鎌倉市は結構なダメージを受けて、外国向けでだけでは無く、国内向けとしてもやっていく活動に参加しました。
このヘナアートが、何か地元を盛り上げたり、町おこしなど、人のために役に立てば嬉しいです。
今度挑戦していきたいこと
看護とヘナアートを掛け合わせてやっていきたいです!
私は看護師の仕事も好きで、現役看護師だからこそ出来ることがあると考えていて、現場に入ってヘナアートを展開していきたいなと思っています。
精神的な支えの部分で取り入れていきたいと思っていて、メンタルケアの分野でも活躍でいれば良いなと準備を進めています。
hospassを通して伝えたいこと
1人で活動するのってしんどいので、仲間が見つかると気持ちが一気に楽になりますよ!
私は看護師のオンラインサロンを利用して、1人で活動するよりも大きく活動が出来るようになったんです。
なので、同じように活動している仲間を見つけるのは本当に大事だなと思っていて、そのような環境に身を置くのが大切だと思います。
何かに挑戦する時は、周りの支えがあってこそになるので、自分の活動に何か勇気が持てなかったりする時は、仲間を見つけると良いと思います!私もこれからも頑張ります!
ヘナアートへのお問い合わせはこちら!
白いアートも見せてもらいましたね。レースをまとっているようで、言っていたようにウエディングにはぴったりだと思いました。